2017年04月25日

かぐや様は告らせたい 5 ~天才たちの恋愛頭脳戦~ 赤坂 アカ (集英社 ヤングジャンプコミックス)


おお、全ては5巻収録44話45話前後編「花火の音が聞こえない」に至るまでにあったのかと思うくらいのこれまでの最大最高のクライマックスが用意されてました。
これを描きたいがためにここまで引っ張ったのかと思われるくらいのハマり具合。あまりの鮮やかさに「やられた」と思ってしまいましたよ。なににやられたのかよくわからないですが。
そして、さらにすばらしいのが46話。全力でそれをリセットしにきた。全力の「なんちゃってー」。そして本当に戻るのがいい。実のところ44話45話だとやや物足りないくらいな気はしてるんだけど、シリアス編を連発されると逆に安くなるもんな。それなら最後の「ぐにゃーぐにゃー」の四宮さん的な路線を磨いたほうがいいって判断だよな。

圧倒的正解。

作者判断か編集判断かわからないけどおれが編集ならちょいちょいシリアス入れようっていいたくなるなあ。そうしなさに「プロみ」感じるわ。

そのほかいろいろな細かいネタがあちこちでリンクしているのがいいよね。ラーメン四天王のJ鈴木が44話45話ではすごくいい仕事してるしな。

とはいえ、もうおまえらめんどくさいからつきあえよとも思うせっかちな年寄り。四宮との親との対決にシフトしたらいいんじゃないか。ってそれだとタイトルも変わるか。

ともあれ。5巻までは読まれるといいと思いますよ。おれは6巻楽しみ。ついコンビニでヤンジャンで表紙だから立ち読みしてしまったわ。


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2017年04月24日

亜人ちゃんは語りたい(5) ペトス (講談社 ヤンマガKCスペシャル)



丁寧に変化させているなあの5巻。
ヴァンパイヤやデュラハンや雪女やサキュバスが出てくる日常マンガです。

アニメみててあらためて惚れ直していたのだけども、アニメ最終回の水着回ってのはオリジナルなのかと思っていたら原作があったのですね。そこからはじまります。佐藤先生の爆乳水着姿がエロいってことですが、これはアニメのほうに負けますねえ。作者の女体はエロくない。悪い方に妙にリアル。

その後がよかった。というか、アニメでは省略されていたデュラハン考察話とか、ヴァンパイヤ家族話につづいて、新「亜人」が登場するタイミングが鮮やか。これがどう「本線」と絡んでいくのか。

与太話。
しかし、佐藤先生と実際にエッチをいたすことってできるのかね。筒井康隆氏の短編にあった世界一美女の話。生まれたとき産婦人科の医者がたまらず自慰をした。オヤジは3歳になるまでに自慰のしすぎで死んだ。死刑を覚悟して強姦しようとしてもスカートを捲った瞬間に射精が止まらなくて死んでしまう。だから、50歳すぎてもまだ処女ってのを思い出すのだけど、そうなるんじゃないかなあと。
あとさらに余談だけど、佐藤先生がマニアックな体型だった場合、それでも催淫効果はあるわけとすると、その地域に爆発的に特殊趣味の人が増えるんじゃないかと思った。いわゆる樽ドルとか骨皮筋衛門とか。そうじゃなくても年齢によってもあるな。ロリ好きの地域が佐藤先生の加齢に合わせて熟女好きが増えるとか。そこいらはアンソロジー的なネタだね。そうじゃなくてもこの地域の教師モノ(ジャージモノ)のAVの貸出率が異常とかありそうだよなあ。
佐藤先生にしてみたらすごくいやだろうけど。


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2017年04月23日

カメントツの漫画ならず道 1 と カメントツのルポ漫画地獄 カメントツ (小学館 ゲッサン少年サンデーコミックス)



ネットでなにかと話題を振りまいたお方の2冊同時発売です。
「漫画ならず道」のほうがゲッサンで連載中で「ルポ漫画地獄」はオモコロってWEBで連載されているものですね(まだいちおう連載中ですよね)。

「漫画ならず道」のほうはともかく、「ルポ漫画地獄」は全部収録されてないし、1ページ4コマ漫画的なサイズで真ん中にちんまりという老眼にやさしくない仕様。値段もけっこう勉強されているのだけど正直「つかまされた」感あり。パラパラ漫画などのサービスもあるけど、それは「ぼのぼの」でもあるしね。
でも、「ルポ漫画地獄」のほうがおもしろいんだよな。おもしろいっていうのも語弊があるけど、いろいろな手法や表現を模索されていて興味深い。

[カメントツが書いた記事]

こちらがオモコロのほう。名作は押さえてあるなと思うのですが、こちらのほうが「なんでもあり」感がスゴイのです。

ただ、それらの修行の成果が「漫画ならず道」ではよくあらわれていて、インディーズ界のエースが満を持してメジャーデビュー感ある。そこいらはさすが小学館。

両作品でのちがいというと、漫画ならず道は担当さんとのかけあい漫才になっていることと、カメントツさんをはじめかなり「漫画用」にはしゃぎ度を高めに描いてること。
あとひとつは、カメントツ氏が才能を自覚し開花していることかな。

それは「かわいがられ」の才能。大物に限らずではあるけど、基本目上の人にかわいがられる才能がある気がする。
西原理恵子さんにはじまり(エッセイ(ルポ)関連のマンガ家さんで西原さんにいじってもらうと1人前感あるよね)、青山剛昌さんやらあだち充さんやら。

ちゃんとかわいがられてる。それをおもしろおかしくルポマンガにして成立させている。おおスゴイ。

と、前記じゃないけど、インディーズから応援していた私のアイドルがどんどん遠い存在になっていくのねと。
思い起こせば「まあじゃんほうろうき」を描いていた西原理恵子さんにもそれを感じてた。リーチ棒を胸にはさんでたりとかにドキドキしてた純情だったころのおれを思い出すよ。

なあなあしすぎるとおもしろくないので今後はそこいらのさじ加減もポイントかなあとか。

ただ、のむらしんぼさんの描き下ろしあとがきで涙がでたよ。


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2017年04月22日

4月のこのマンガがすごい!ランキングに投稿したもの

【もっともオススメする作品】
オッドマン11 道満晴明 コアマガジン

【2番目にオススメする作品】
ダンジョン飯 4 九井諒子 角川書店

【3番目にオススメする作品】
それでも町は廻っている 16巻 石黒 正数(少年画報社 ヤングキングコミックス

[このマンガがすごい!WEB]のアンケート協力者として、毎月、その月のベスト3を選び、寸評を書いております。
・毎月の投票によってランキングが決定するので毎回投稿した文章がすべて掲載されるとは限りません。
・もったいないので、その月の掲載期間が終わってから、すなわち次の月のランキングが掲載されてから、ここに載せることにしました。多少の加筆修正などもさせてもらいます。

・宝島社からは許可を得ております。


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2017年04月21日

大江戸国芳よしづくし 崗田屋 愉一 (日本文芸社 ニチブンコミックス)


ああしくじった。
これは3月分の「このマンガがすごい!WEB」のランキングにねじ込んでおくべき名作だった。4月に入ってから読んだために間に合わなかった。

絵師、歌川国芳氏と、彼を食えない時期から金銭面精神面でサポートしていた遠州屋佐吉との友情を軸に実在の有名人がからんできてドラマを作り上げるというもの。
大きく2話あって、七代目市川團十郎氏の話と、鼠小僧次郎吉と遠山の金さんの話。このどちらも感動大作で「別々に」映画化できそうなクオリティ。まあ、わかりやすいお涙頂戴ではあるけど、これがすごく丁寧でいい仕事。
絵は劇画よりで力強いけど繊細なところもよくわかりバッチリ。ストーリーも史実とフィクションの混ぜ具合がまたいい感じでなあ(とはいえ史実のこといわれてもフーン程度なので噴飯モノかもしれないのですがおれにはわからなかった)。
なおかつちょっとしたBL風なタッチと雰囲気。男衆がみんながみんな本当にかっこよくていいやつなんだよ。古き良き(って古いんだけど実際)江戸っ子の粋で熱い感じがしびれる。
とくに国芳と佐吉の友情がね。直情径行でダイレクトに情に熱くて涙もろくて子供みたいなところのある国芳と冷静沈着でクールだけど国芳の絵のチカラと人柄にココロの底から惚れ込んでいる佐吉ってBLだとベタな組み合わせじゃない? それがとてもええんよ。しかも、そんなクールな佐吉さん、龍の入れ墨が体中に9匹いるんだよなんかセクシーじゃない?

ともかく薄い本を作りたくなるよ!(どの方面にプッシュしてるんだよ)


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2017年04月20日

めしばな刑事タチバナ 25 坂戸佐兵衛,旅井とり (徳間書店 トクマコミックス)


実は通販で買い漏らしてて、書店でみつけたとき買おうかどうしようか迷ったんだけど、買ってよかったわ。
25巻は1巻通して、ホットケーキとお好み焼きという粉ものキング2大巨頭相まみえるカタチ。

25巻ではホットケーキ編ではほぼ主役。そして全編出ずっぱりの本作のマドンナ「村中ちゃん祭り」巻だったのです。
入浴シーンとかは既刊にあるからそれをみてくれって感じだけど、今回は様々な服を着た喜怒哀楽豊かな村中ちゃんを堪能できるのが最大の見所だったりします。
高校時代の村中ちゃんからはじまって、ジャージ姿、旅館での浴衣姿、メガネにスーツの教授姿などなど。
つくづくカワイイねえ。そいで、もうひとつポイントは、案外と巻によりおっぱいの描かれ方がちがうんだけど今回の村中ちゃんは全編通して大きめに描かれていてそれもまたポイント。
もともと、村中ちゃんがいいなと思うのは心筋梗塞で3ヶ月入院していたときの看護師にそっくりな子がいて(小柄だけど)、良くしてもらってたからなんだよね。その子がまたかなりのパイオツカイデーでなあ。

話の方もコミックスを意識した凝った作りになっていて、ホットケーキの小ネタ(生地を生でなめる)から入ったかと思うと歴史、美味しい店ときて、途中お好み焼きにシフトしつつも最後には家で作る美味しいホットケーキのコツってオチに戻るという。しかも、間にはさむインターミッション的なところに、「うすやき」ってお菓子と、焼き餃子という、「焼き」でまとめる小技も効いている。
まさに円熟の境地。25巻に即すると「よく焼き」で。まっことすばらしいできでした。やっぱりこのマンガはスゴイ。


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2017年04月19日

レイリ 第3巻 室井大資 岩明均 (秋田書店 少年チャンピオン・コミックスエクストラ)



1巻2巻同時発売からの3巻。
影武者がやられて、チャンチャンバラバラのあとの軍法会議が、チャンチャンバラバラと同様の迫力のある息を飲む「戦い」だったのがすばらしいね。
歴史がわからないから武田がどうなったのか織田信長がこの先なにをしたのか(ずっと後の子孫は浅田真央さんの引退に生放送で号泣してたことは知っている)がわからないから、シンプルに楽しむことができてラッキー。世界史専攻してて良かったー。(って世界史もアホーだけど)


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2017年04月18日

あつまれ!ふしぎ研究部 1 安部真弘 (秋田書店 少年チャンピオン・コミックス)


「侵略!イカ娘」の方の新作ですね。
正直なところ「イカ娘」はリタイヤしたのでお試しということで買いました。
オカルトと催眠術と手品の好きな子3人が男生徒を巻き込んで「ふしぎ研究部」という寸法です。
エッチなところはけっこうなところまで踏み込んでますね。裸回とかありますしね。胸をさわったりパンツをみたり。

ああこんなだったと、3〜4巻つきあってたイカ娘のノリを思い出しました。

あとがきに人柄を感じましたよ。

もう1巻つきあってみようかなー。


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2017年04月17日

六道の悪女たち 3 中村勇志 (秋田書店 少年チャンピオン・コミックス)


すげえなあ。3巻もまた一気に駆け抜けた。

新人は3巻でつまづくことが多いなあという持論はまったく通じなかった。

悪女にのみモテまくる呪いを使った六道少年の苦難の日々を描いてるヤンキーアクションハーレムラブコメマンガ。
3巻はバイクを全面的にフィーチャーしてバリバリ走らせている。バイクの絵って難易度マックスの描画だそうですが、なんなくこなしてる。ばかりか、熾烈なバイク上の戦いを出し惜しみ無く描きまくり。

あとがきによると作者はバリバリにバイク好きだそうでなるほど上手いわけだ。それでいながらバイクにうとい読者(おれとか)にもわかるようなギャグや描写もまったく手を抜いてない。
こういう好きなものを描くときは往々にして「リアル」に描きたがる。とくにバイクやらクルマやらミリタリー関連のマニアはそうなりがちだけど、そんなことはないんだよね。マンガとしてのおもしろさを優先させている。おれはそれに感動する。

それぞれのキャラも適材適所でいいシーンがあるしなあ。ただ3巻はゲストヒロインも主人公も食ういきおいでレギュラーキャラ飯沼が大活躍。同じクラスのヤンキーで最初に六道に惚れてる向日葵(スケバン)にぶっ飛ばされて以降、いっしょに行動をともにするようになった生え抜きのヤンキー。
バイクだけ趣味が悪いってネタで最初から最後までストーリーもギャグも美味しいところを持っていく。最高だった。

いいマンガ。


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2017年04月16日

バイバイ人類 3 萩原 あさ美 (集英社 ジャンプコミックス)


非常にマイペースで展開している3巻。
インベーダーものだね。ゾンビとちがい、いろいろなクラスがあり上層部はかなり頭がいい「なにか」が人間を乗っ取って街を形成しつつある。そこにいろいろエキスパートのJK3人が乗り込んでいくという。
爆弾や銃を駆使するJKと、超人的なチカラとゾンビ的な気持ち悪さで襲ってくるモト人間との戦い。おお、エンターテインメント。

話も展開や描写は派手なのに淡々と進行していくし、各キャラもいい感じで動いていて、ふと冷静になると「ありえねー」って超展開をサクサクと飲み込ませていく。
まだ冷静100%ではないかな。


posted by すけきょう at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする