2017年03月17日

妄想テレパシー(3) NOBEL (講談社 星海社COMICS)




苦しいながらもよく乗り切ったとは思った。
「3巻の魔」とでもいうべきだろうか。1巻はスタートダッシュ。2巻はその余波で乗り切ることができるが、3巻はいろいろと考えなければならないんだよなと思う。

テレパシー能力を持つJK。サッカー部のエースで頭脳優秀のクール系美少年が自分にぞっこんでエロエロ妄想を繰り返している。それを軸にどんどん交流が増えていくというラブコメ。
これがテレパシー能力者の憂鬱みたいなものを据えながらもラブコメで展開している。ラブでコメ。そしてラブコメ要素がどんどん強くなっていく。関連キャラも増えていく。まあ王道の流れだ。
王道でありがちな設定がどこかにいってしまうということもなくうまくテレパシー要素もからめてたり、恋愛模様もいい感じで絡んでいく。
ただ、1行目。
王道パターンでありがちの話の流れがどんどん重くなる。話が川の流れとしたらどんどん「とろみ」がついていく感じ。
それが正直苦しかった。というか、ラブストーリーってこうなるわな。しかも、テレパシー介在してドロドロ度にさらにブーストがかかってるわけだし。2巻までは「さわやかさ」を強めに出していたのはスゴイよな。

いやだから3巻がつまらないわけじゃないんだ。サービス満点だし各キャラ描写や愛着もどんどん深まっている。でもなんか息苦しさと「停滞」を感じただけで、おれはもちろんテレパシー能力なんかないから余計なお世話もいいところなんだけどさ。

4巻でそれはまったく杞憂であることがわかるといいなと。ただ、すごい微妙なキャラバランスで成り立ってるからおいそれと大刷新ってわけにもいかないし難しいところよのお。


posted by すけきょう at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする