2017年03月20日

初恋ゾンビ 6 峰浪 りょう (小学館 少年サンデーコミックス)


帯に「ここがサンデーラブコメ 最前線!!!」などとありますがそれはふかしすぎでもないと思えるような堂々たる6巻でした。

男の初恋の相手が浮遊霊のように取り憑いているのがみえる体質の主人公とヒロインがドタバタするラブコメ。その浮遊霊がゾンビ、初恋ゾンビということで、多分に、世界でもっとも「ゾンビ」という概念から遠い存在のようには思える。
初恋の相手、そしてその「状態(いろいろある)」がみえるので、恋愛相談にのってしまうという展開になる。ここしばらくそれがなかった。てめえらの「それ」に忙しかったから。
でも6巻では久しぶりに他人の恋愛にクビをつっこみ編。これが非常に安心してみていられる。ヒロインで男装女子はすっかり色ボケになってるし、鞘当で表紙で(なぜかヒロイン人気爆発になってたけど)出てくるパイオツオバケのお姉さんも後半1/3くらいしか出番がないけど(だから表紙か?)ダレ場もなくきっちり盛り上げて成立していましたからね。
でも、1番おもしろかったのは、最後に収録してあった男装女子ともうひとりのキャラが超大金持ちだからきたことなかったファミレスにいっしょにいく話かな。完璧なインターミッションではあるんだけど、これが非常に新鮮だった。ドリンクバーで変な味のミックスジュースを出したのに色ボケ女子が「間接キス」ってことにテンパってせっかく不味いの飲ませる悪戯なのにわからないっての。

物語的には手の内は全部晒してある状態になり、ゴールをどこに設定するかってタイミングではあるけど、でも、それでいて、今回新たな「禁忌」ができてしまったのはどう処理するんだろうなあと。


posted by すけきょう at 17:46| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする