2017年03月29日

AIの遺電子 05 山田胡瓜 (秋田書店 少年チャンピオン・コミックス)


ちょっと「難しく」なってきている印象。
ロボットやヒューマノイドが普通にいる未来(近未来ではないよな)での医者が登場するショートコミック。
すでに主人公である医者は「世にも奇妙な物語」におけるタモリ氏のような狂言回しな役割になる回が多くて、だいたいはその話のみのゲストで患者の、人間だったりヒューマノイドだったりロボットが主役。
そいでもって話はややもしたら哲学の領域に入り込んでいるかのような深く込み入った「人間とは何か」みたいな話が目にとまるようになってきたなと。それが難しいなと。話として難しい。そしてマンガのおもしろさとしても難しいなと。考えさせられて余韻は残るのだけどそういうのばかりずっと読んでもなあって。ひとつひとつクオリティは高いし先に控えてる未来という気はするんだけどさ。もっとこういろいろな切り口の話とか笑える話とかほしいなあって思うようになった。ずっと「苦味」ばかりなんだもの。
とくにヒューマノイドの殺人鬼の話は非常に不気味。マンガとしてのオチが弱すぎるのも不気味。



posted by すけきょう at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする