2017年06月02日

コーヒーカンタータ 1 からあげたろう (KADOKAWA 電撃コミックスNEXT)


「わたしのカイロス」の作者による現代を舞台としたコーヒーマンガですよ。あまりに意表をついたジャンルなので最初同一人物と思えなかった。
女の子3人がコーヒーの学校に入る話。そいでコーヒーとはなんぞやを学ぶって感じですかね。1巻通して入学するところまでだから妙にスローペース。いまどきのマンガにしちゃけっこうなスローペースやなあ。いわれてみれば「わたしのカイロス」もそうだね。
コーヒーうんちくも豊富だけど、それより各種ギミックが「作り込みすぎ」でどこまでが本当のことでどこから嘘なのか見分けがつかなかったり。本当に温泉地に世界が震撼するようなコーヒー豆が採れた?とか、コーヒー専門の学校がある?とか、そこにはおさるの電車みたいのが走ってる?とかな。それらはフィクションとしてもどこかにモデルとしてる話があったとか?とか。

ただ、そういうグルメマンガのセオリーとは別で、「マンガ」としての完成度はバリ高い。それが昨今の風潮とちょっとちがうってことなんだろうけどな。「わたしのカイロス」でも同じようなノリは感じられる。
こちらとしてはおもしろいならオールOKなので。

2巻も期待(作者のさしあたっての描きたいところまで続いてほしい)。


posted by すけきょう at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 6 浅野 いにお (小学館 ビッグコミックススペシャル)


あー、ひとまずこれは「アイアムアヒーロー」にならなそうだなってのが感想の9巻でした。
花沢健吾氏の「アイアムアヒーロー」の「あの終わり方」というのは各方面に影響を与えそうな気がするわな。少なくともおれが編集だったら「おまえは「あの終わり方」できるほどの実績はねえんだからな」って新人にかましそうですよ。

東京上空に大きな宇宙船が浮かんでいる「日常」の少女たちを描いたマンガ。6巻ではかなり宇宙船側の事情を宇宙船にいる乗員(すなわちエイリアン)が語り始めております。

そして5巻から「終わり」が語られるようになりました。「人類終了まであと1ヶ月」ですよ。あと1ヶ月で単行本10巻とか続くかしらね?それはなさそうだし、話がみんな終わりに向けて収束しつつあるんだよ。だから「アイアムアヒーロー」にならなそうだよなあと。

あとひとつ思ったのが、本作、ちょい未来だけど、「今の現実」から跳躍した未来を描いている。そこがなんていうかな、ちょっと古いというか。不思議なズレを感じさせる。たとえば6巻では3Dプリンターで作られた銃が登場するけど、3Dプリンターってなんか微妙に古い感覚がある。それはなんか「イイ」んだけどね。

さあどうなる。


posted by すけきょう at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする