2017年09月03日

映画大好きポンポさん 杉谷 庄吾【人間プラモ】(KADOKAWA ジーンピクシブシリーズ)

映画大好きポンポさん (ジーンピクシブシリーズ)
Posted with Amakuri at 2017.9.1
杉谷 庄吾【人間プラモ】
KADOKAWA

でました書籍版。

[映画大好きポンポさん 人間プラモ pixiv: ポトチャリコミック]

もともとpixiv版になっていたものを書籍化したものです。いまでもpixivで読むことができると書籍にも書いてありました太っ腹だね。

中身に関しては上記の通りですので、書籍版とpixiv版の違いをば。

※良かったところ

やっぱり読みやすい。pixivだと感じられないボリュームが有る。途中のコラム(後述)が挟まることによって雰囲気が変わる。
女性陣がよりかわいくなった気がする。多少の加筆修正はあると思われるがポンポさんもナタリーさんもミスティアさんも書籍のほうが可愛くなった。

※悪かったところ

PCで最初に発表したのを紙に印刷したとき特有のぼんやりした印刷具合。やっぱりモニタでみるモノだよな。でもだからってこの書籍版を電子書籍で買うのもどうかね?とは思うが。本で持っておきたい人のためのモノだろこれは。
あと、ラストの「90分」をマンガでも体現してたのがニヤリだったけど間のコラムでテンポをおかしくされたのでちょっとアレになった感は否めない。ここらへんは考えに考えてああされたんだろうなとも思うけど。

※追加されたこと

コラムと、あとがきマンガと追加マンガ。
これが、コラムは各人の初登場時の好きな映画の解説で、追加マンガはさらにその言及マンガなんだよな。二度手間感。ただ水増しという感じではないな。
各シーンの合間はイラストにして、コラム→マンガで並べても別にそれはそれで良かったんじゃないかとも。

それぞれの映画は見たくなるね。ジーン君のだけだわな。全部見たことあるの。

ということで書籍版はお布施の意味で買ったけどやっぱり何度目かのボロ泣きしたのでいい買い物でした。800円なら安い安い。

そして帯からの情報。祝アニメ化!もとがアニメ目的だったそうなので紆余曲折とその間の本作発表による膨大な広告効果によってアニメ化。できることならば「この世界の片隅に」ばりの大名作に仕上げてまたにわかファンを増やそう。そしたらおれは「おっせー(半笑い)」と優越感に浸ることができるから。「この世界の片隅に」のときと同じで(実際、ピークのときはおれの漫画版の感想にもアクセス多かった)。
(余談だけど、コルベットさんの心の3本が全部アニメで「アリーテ姫」はその「この世界の片隅に」の片淵監督のものなんです)

pixiv版も書籍版も何度も読み返しているけど、やっぱりジーン君が予告編をまかされたときにすごく胸が高鳴る。仕事のプレッシャーをぶっ飛ばす瞬間のシーン。「超楽しい」ってモノローグにガーンとやられる。これに勝って、これより美しいモノはこの世に存在しないよ。

しかしナタリーさんが不憫。じっくり彼女目線で読み返すとずっとジーン君を目で追って徐々に信頼し好きになっているのにジーン君は徹頭徹尾まったく眼中にないからな。ここが本作のもうひとつの最大の特徴なんだよ。「ものづくりの業」ね。前も書いたけどさ。


posted by すけきょう at 15:50| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする