2018年05月31日

竜と勇者と配達人 3 グレゴリウス山田(集英社 ヤングジャンプコミックス)


中世RPGファンタジーな世界の役所づとめの吉田さんの活躍を描いた作品3集目。
相変わらず書き下ろしのコラムといい各ページの情報量の濃さといい、いわゆるRPGファンタジーな世界のアレンジマンガで随一の濃さを誇りますね。「レベルアップ」の概念をここまで意味をつけて具現化して、実践したマンガってほかにないもんね(計算係が従者として戦いの場にいって活躍を逐一メモる→それで報告書に従いレベルアップを認定する→けっこう説得力のある理由がある)。
くわえて小ネタも盛りだくさん。

2巻も大きな話がありましたが3巻でも後半に城に襲いかかるモンスターと反撃する面々という「お祭り」を描いてます。これがすごい。吉田さんは通常郵便配達人ですがひょんなことから上記の計算係になって活躍します。

中身が濃いのでとっても読むのに時間がかかります。コスパはいいけど読んでも読んでも進まない感じもありますね。良し悪し。おれは良し。
正直なところグルメマンガと同じでこういうRPGファンタジーな世界でのアレンジや重箱の隅をつっつく的なマンガは積極的に避けてるくらいですが、本作と「ダンジョン飯」は例外中の例外ですね。




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2018年05月29日

上野さんは不器用 4 tugeneko(白泉社 ヤングアニマルコミックス)


アニメ化だって!すげ=!
アニメといえばガイジンさんのリアクションが気になるので海外の反応ネタをマメにみているのですが、本作はどういう反応がみられるのだろうか。

上野さんという科学部の部長で天才科学少女が田中くんという同級生部員を色仕掛けするためだけに発明品を使いながら失敗するというものです。
さて4巻。いい感じのループですね。ワンパターンといえばワンパターンですがいいワンパターンですね。着実にキャラも増えてますが、彼女らはまあゲストで留めておいてあまり活躍させないところとかいいですね。

とまあ、アニメ化になったら上野さん役の人は相当カロリーを燃焼するような感じでしょうなああ。

しかし、意外なところからアニメ化くるよなあ。もっとこうなんていうかアレとかアレとかありそうな気もするんだけど、まあ上野さんはかわいいしおもしろいので問題はないですね。
めでたいめでたい。



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2018年05月27日

ゴールデンゴールド(4) 堀尾 省太(講談社 モーニング KC)


あー、前巻に引き続き「重く」なってきているなあ。
すべて必要な絵やセリフなんだろうけど、もっとすごいシンプルなところで「動き」がほしいなと。
たとえば4巻でいうと刑事を脅かすところみたいなアレよ。
あと餅まきのところもよかったけどさ。

じわじわと事態がおかしなところに転がっているのはよくわかるし、たぶん、1巻から通して読むとそんなかったるくもないのはよくわかる。
だから、「単行本が出るたびに読む」ってスタイルが1番不利な作品ということなんだよね。雑誌連載のタイミングか、完結してからまとめて読むとそういうことはない。それは「刻刻」のときも十分わかっちゃいるんだけどね。
そうだよ、「刻刻」は特異な環境下にあったから緊張感がつづくんだけど、本作はそこそこ人がいる離島が舞台だからわりにぬるいんだよな。ずっと不気味な雰囲気が漂ってはいるんだけど。
でも、そろそろ派手な終い支度を始めてほしいとは思った。



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妻に恋する66の方法(4)福満 しげゆき(講談社 イブニングKC)


妻かわいいマンガも順調に巻を重ねてますね。作者はあとがきで「売れてない」と毎巻書いてますが。
いよいよ4巻ともなると時事や福満氏の持論を語るとかそういうのもなにもなくなってきて妻の観察日記に磨きがかかっているような気がします。相変わらずおかわゆい。
2人のお子様の観察マンガもあります。お子様も3巻にも増してかわいくなってきているな。
以前より「ただ妻の状態を描いてていいのか」って悩みがあっていろいろ書き加えてたけど、このシリーズはもう完全に吹っ切れて「妻愛してる」マンガになっているのは正解かと思います。あといいのは毎話、妻がひとこと書いていることですね。これは単行本だけのお楽しみかしら。「中国嫁日記」からいただいたんでしょうが、いいことだと思います。コメントのセンスがいいですね。

あと妻のひと、全体的ユルキャラというか、ユルく丸く(体型ではなく)なっている気はしますね。それがまたいい。

ということでその反動が純創作のほうにきすぎてるきらいもあるけど、本シリーズはまた買いたいと思います。










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2018年05月25日

サキュバスじゃないモン! 1 ほりとも(キルタイムコミュニケーション ヤングアンリアルコミックス)

サキュバスじゃないモン! 1 (ヤングアンリアルコミックス)
Posted with Amakuri at 2018.5.24
ほりとも
キルタイムコミュニケーション

亜人モノ。モンスター娘のようにハーピーやモノアイやケンタウロスのいるJKのクラスに入った普通の人間の子。みんながそうだからつい自分は「サキュバス」だって嘘をついたからさあ大変ってなるエロコメ。男は今のところ出てこないのでユリエロ。

エロはわりにあからさまです。ユリなのでだきあったりおっぱいやパンツがみえていや〜んレベルですが、大陰唇やマンスジは描いてありますね。だからややどぎつい系。
正直この手の出世作であるところの「モンスター娘のいる日常」はリタイヤしたのです。本作はサキュバスというところがどうなるか?ってアレンジに興味がありました。
それぞれのモンスターの特性とエロをうまくリンクさせていると思うし、独自のアレンジもあるのかしら。たとえば、単眼の子はまぶたが性感帯でそこを親愛の情をこめてキスしたら思わずいかせてしまったとか。

ラストのラミアさん(下半身ヘビの子)のエピソードのようなのをガンガンかましてくれるととてもいいかなと思いますわ。



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2018年05月24日

ノイズ【noise】 1 筒井 哲也(集英社 ヤングジャンプコミックス)


田舎。
外様ではあるけど、限界集落寸前の村でいちじくがバカ売れしたので潤っている。主人公はその農家。
そいである男が訪れる。
ここから3話までは毎話読み終えるたびに「うーわー、やめてくれー」って怖気が走って途中で読んでいられなくなる感じだったんだけど、4話から急展開でね。それ以降なんか「え、どうしたの?」ってなる。

うーむ。2巻以降にならないとなんともいえなくなってしまった。

登場人物が「おれだったらそんなことはしない」ってのはたいていあるけど、4話の3人が3人とも阿呆でなああ。3人とも「それはちがう」の気がするんだよな。

ただ、2巻でまた最初の3話のような読書体験ができるかもしれないと思って読むのです。





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2018年05月23日

保安官エヴァンスの嘘 4: ~DEAD OR LOVE~ 栗山 ミヅキ(小学館 少年サンデーコミックス)


モテたいけど非モテの保安官エヴァンスの活躍を描くラブコメウエスタン。
4巻ではまた大ネタを繰り出した。ふとしたことで知り合った子供を守りながら列車移動するという。しかも、レギュラーであり、エヴァンスとお互いにかなり意識しあってる賞金稼ぎと夫婦という設定で。
アクションあり大ボケありラブコメありと劇場版をやるならこのエピソードってくらいではある。

ただ、3巻4巻と大ネタづくと、通常のネタ、日常ネタなどがどうしても色あせて見えるようになるという弊害が出てくるわけでな。ヴィデオゲームのアクションやSTGじゃないけど、ザコ敵モードとボスモードみたいな感じで。
んま、これがギャグ漫画家がいつの間にかシリアスに転向する1番のパターンなわけだよね。
作者(あるいは編集)はそこいらは考慮しているふうだけど。

あと天丼が目立つな。アンジャッシュ的なすれちがいネタを今回多くみた感じがあるし、エヴァンスのマジシャン的なアレも2回連続でみた感じがする。

そしてそれはそれとしてヒロインとして揺るぎない地位に立ったオークレイさんは可愛いね。早くくっつけよ。


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2018年05月22日

亜人ちゃんは語りたい(6) ペトス(講談社 ヤンマガKCスペシャル)


1年ぶりの新刊。表紙のキャラにまるで見覚えがないので一瞬「1巻買い漏らした?」と焦ったりもしましたがそんなことはないようでした。

ヴァンパイヤ、雪女、デュラハンなどの特異体質の少女がいる世界のJK学園物語。アニメ化にもなりました。

と、6巻は上記3人はほぼワキにまわっており、表紙の座敷わらしと、教師をやってるサキュバスさんの回。とくにサキュバスがメインかしら。

6巻を読み終え最初に思ったのは、あ、アニメ2期ないよなあってことでした。ちょっと不穏なモノイイですが。
アマゾンのレビューであったんですよ。上記の3人娘がキャッキャウフフする巻ではないのでそれを目当てのひとには残念だって。
うん、徐々にそういう傾向はあったんですが6巻はそういった意味じゃ全開だったんですよね。

いわゆる亜人(と書いてデミと読む)がいる世界における、亜人と普通の人のあり方などを、差別問題や科学を取り入れて語るというかなり深いところに足を踏み入れてます。
この「道」はたぶんあまり旨味はないと思うんだ。それこそ上記のようにアニメでやるには地味すぎるしさ。
ところが非常におもしろい。これに関しては「ダンジョン飯」の4巻以降にも同様のことを思った。あっちはあっちで上手くやってるのでおもしろい。

で、6巻はというとおれは泣いたわけです。サキュバスの先生がとってもよくて。
彼女はサキュバスであることにハンデを求めず一般人として他所様に迷惑をかけないように生きていこうという決意を感じられる。その点にあらためてスポットライトをあてている感じで、しかも2つも「よかった」があってな。それがすばらしいんですよ。
男にさわるたびに男を催淫するからいつも化粧気をなくしてジャージを着て。人を避け、毎晩終電まで学校でヒマをつぶし、山奥の一軒家でひとりで寝るという毎日を送ってる。
そして主人公である亜人大好きな教師を好きという。

変わり種の女の子図鑑と思ってみるのはだいぶ筋違いになってきているなあと。
さて本作はどこにむかうのか。


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2018年05月21日

バイオレンスアクション 4 浅井 蓮次, 沢田 新(小学館 ビッグコミックススペシャル)


ゆるふわ無敵殺し屋ガールズの活躍を描く作品。4巻です。
ゆるふわだけど無敵すぎるのでいろいろと大変だろうとは思いますが、4巻では彼女は風邪をひいて、なおかつ素人を援護しつつ、猟友会ときどき殺し屋ってのと森のなかで戦います。それがメインイベント。その前に小ネタがいくつか。

残念な点が2つ。ゆるふわのゆるふわエピソードがまるでないこと。主人公は専門学校に通い、副業として殺し屋もやっている感じだったけど、もはや切った張ったばかりになってるんだよね。たまにはそういうところがあってもよかった気はするけど、今回は全開ではあったな。
あと、みちたかくんを出しすぎじゃない?ほぼレギュラーではあるし、最高のキャラだし4巻では「弟子」もつけて最高の上塗りで最高なんだけど、出しすぎるのもったいないじゃない?

ただおもしろいんだよねくやしいことに。いろいろ不利な状況から反撃にまわる感じとか。今回敵のキャラがちょっと弱いっすけど。
牛の骨で殴ると凶器の特定が難しいってんでそれを獲物にしてるのが新鮮ではあるけども。



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2018年05月19日

たのしいたのししま(1) 大沖(講談社 講談社コミックス)


アンソロジーなどでは名前を存じ上げておりますが単品で買うのははじめてです。
4コマの方なので、ストーリー4コマで展開します。
離島に転校することになった東京出身のシティボーイと愉快な仲間の島ライフです。
8歳の村長がいたり、箱みたいな猫がいたりと、多少の「なんじゃそりゃ」がありますが基本は離島あるあるを中心にのほほんと展開していきます。

たとえば、釣り。旅行にきた旅人が捨てていった釣り針を拾ってそこらへんにあるフジツボを砕いた中身を餌にして釣るって。
ときおりのあるあるがリアリティ満点なんだよな。作者も離島出身だそうだし。

「のどか」しかないのにのどか感があまりないのもおもしろい。基本3人でダラダラ話してるってシーンも多いのにそんな「のどか」でもない。

味わいあるよなあ。誰も傷つけないタイプの笑いであり、少ない登場人物と「なにもない」が特徴の島で話をもたしてるんだもんな。

1巻は妙にストーリー的な「ひき」があるけどそれがどうなるんだろうと。まちがえても「ゴールデンゴールズ」や「サマータイムレンダ」みたいな同じ島モノでも同じサスペンスホラー仕立てになるってことはないんだろうな。


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人形のアサ 1 木材石材(キルタイムコミュニケーション ヤングアンリアルコミックス)

人形のアサ 1 (ヤングアンリアルコミックス)
Posted with Amakuri at 2018.5.16
木材石材
キルタイムコミュニケーション

引きこもりの少年、発作的に出た森でラブドールを自称する少女と出会う。そいで同居がはじまると。
自称とはいえドールなのは疑いようもないファーストシーンがあります。実は、そのあとラブドールらしさは急速にナリをひそめるということはネタバラシになりますが書いておきます。
こういうときにいくつかあるパターンのひとつ、少年がゴリゴリの童貞なので手が出ないのと手が出ないくらいナリが幼女と少女中間点くらいなのと、あと少女がとにかく「変」だから。
どう「変」なのかは読んでいただくとわかりますが、以降、ラブドールという設定はものすごい勢いで「ああそういうこともあったねえ」レベルになり、ちょっと変な美少女との煮え切らない少年とで引きこもりライフが繰り広げられるという寸法でさ。
執拗に書き込まれた背景、素っ頓狂な少女ってことで、すごくぶっちゃけると「よつばと!」を連想してもそんな筋違いではないと思うんですよね。

ただ、よつばと!と画期的にちがうのは引きこもりの特性である、「夜行性」ってのが生きていて、全体的に夜から早朝って感じが出てます。その風景描写に心を奪われるのです。
そこが最高に気に入ってるので2巻も買います。あんまりドラマチックな展開はなくてもいいなあと思いますのでサクサク設定を消化してこの不安だけど美しい夜明けのような雰囲気を描き続けてほしいと思うのですね。ああ、そういう意味じゃ「少女終末旅行」も連想するかね。素っ頓狂な下限はユーリを思い出すし。


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2018年05月18日

お前ら全員めんどくさい! (8) TOBI(フレックスコミックス メテオCOMICS)

お前ら全員めんどくさい! (8) (メテオCOMICS)
Posted with Amakuri at 2018.5.16
TOBI
フレックスコミックス

実写化だって。キャストもオビに書いてあるけどなじみがないのでグーグルで名前と顔を照らし合わせたらグラビアさんの方が多く出るみたいなのでちょっとおっぱいとか期待できそうですね。
ただ、本作品はそういう身体関連ではないよな。おっぱいの大小は「見分け」には役立ってますけど、おっぱいくっつけてムニュンみたいのはあまりないんだよね。そこがすごいところ。

そいで教師男、生徒女子でたくさんでのハーレムラブコメで生殺しのまま8巻まで続いているという。全員わりに均等で一進一退だしなあ。
だから正直あんまり書くこともないんだよな。たとえば、ヴァレンタインのときのように各キャラが先生にチョコを渡すときにどうするか?ってのを順繰りで流していく。各キャラちょっとメイン回があるみたいな、
でもまあ、一宮さんがメインなのかな。メガネで白衣をいつも着用してる子。
そして正直にいうわ。ほかあんまりわからんわ。おれには印象薄いわ。ちがいはわかるし、読んでるうちに、ああ、このキャラはこんなだっけかとは思い出す。でも、6人、ぱっと名前とキャラが一致するのは一宮さんだけかね。全員かわいいけど新刊を読みはじめの最初の方はわりと混乱する。

そういうこと考えると「ぼくたちは勉強ができない」が上手いなと思ったりする。女の子のかわいさでいうと同じくらいではあるんだけどね。ただ、このマンガ、どういう終着点を迎えるのだろうか。前作の「屋上姫」ってどう終わったっけ?



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2018年05月17日

あをによし、それもよし 1 石川 ローズ(集英社 ヤングジャンプコミックス)


奈良時代にくそミニマリスト野郎がタイムスリップ。で、奈良時代はそいつにとっては理想そのものの暮らしをしているのですげえしっくりいってるマンガ。
これが書店店頭で表紙や帯からの情報。うーむ、まあ、「テルマエ・ロマエ」的な感じかーって「おためし」で買いました。これだいぶヒット。

1行目の設定が水も漏らさない完璧なモノなんだよね。これがおもしろさの8割くらい。
奈良時代より古いとちょっとゲットワイルドすぎる。そして主人公がミニマリストじゃないと不便なので文句ばかりになる。だけど、家にやっかいになってるやつとスーツを取り替えっこして、むこうはYシャツのすべすべした生地にうっとりしてるのに、ミニマリストのほうは「これ天然麻100%だよ?最高じゃん!」「家になにもないの最高じゃん!」のヒトなので最高なんだよ。

そいでもって役所づとめの拾ってくれた相方には、「すてきコトバ」をプレゼントするわけよ。それがタイトルにもなってる。「あをによし」「あしひきの」とかな。主人公が学校で習って覚えてた程度の和歌や歌知識により奈良の貴族で1大ブームが起こったりする。それで相方が出世する。

この設定が非常にスムーズにかみあってていちいち「おおーなるほど」と感心する。

ただ最後の方、わりと無茶苦茶な設定をぶっこんでくるんだよな。これまで丁寧にやってきたことみんなひっくり返すような。だから2巻以降どうなるのか。

してみると、タイムスリップものって3巻くらいが新鮮フィーの限度なんだな。だから3巻でけっこう路線が変わっていく気はするな。「タイムスリップオタガール」も「アゲイン!」もそうだったし。

ともかく、1巻は感心した。2巻も買うぞ。





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2018年05月16日

バディドッグ 3 細野 不二彦(小学館 ビッグコミックス)


衝撃の3巻だった。ますますすごくなる。
AIBOのようなロボット愛玩犬。ひょんなことから出世コースからはずれた45歳のサラリーマンのもとにやってくる。ただ、これが愛玩犬ロボにみせかけた世界一のAIだった。
ということでネットにつながることによる全知全能を得てるという感じでのすごいものがいるドタバタ騒ぎの「居候モノ」です。
氏の「ギャラリーフェイク」が手塚治虫氏の「ブラックジャック」にインスパイヤされたものだとすると本作は藤子不二雄両氏の「異物」の居候モノのオマージュになるわけですね。

そして1行目のとおり3巻が衝撃。主人公のおっさんが胃がんで入院です。そこで犬はあらゆる知識やリサーチをもって彼を助けると。
コレ、いわば、のび太の入院にドラえもんが未来の道具で助けるって感じでね。こんなのみたことある?前人未到の領域じゃね?

しかも3巻のほとんどをしめるこの入院編は「理系」要素が少ない。あ、ちょっとコトバが足りないか。文系、すなわち、情に訴えるシーンが多いのをロボ視点の理系でクリアにしていく感じがとてもいい。

またいうたらなんだけどガン患者が身内にいるとき「あるある」がいちいちリアルでな。
奥さんが「あなたのため」ってことであやしげなセミナーに通って、あやしげなお茶を買いはじめるとかな。それをかなりおもしろい方法で解決したりとか。

いやほんと「すごいこと」を描いているので、みんなもっと注目して読もう。




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2018年05月15日

淑女たちの都市伝説~蜜桃のしたたり~ 大見 武士(リイド社 SPコミックス)


大見 武士氏は「名前買い」してる作家なのですが、カバーの裏見返しにこれまでのリイド社の作品が全部ならんでるのをみてはああ全部持ってるなあと。
だいたい毎年1冊発売していて近年は女性に特殊な性体験を募集しておきコミカライズという「てい」で1冊です。どこかで創作と体験の割合を書いていたな。
今回は「聞き手」が登場します。女性編集(創作だろうな)が体験を話す女性と会ってエロ話を聞き出すというスタイル。まあこれまでのよりリアリティはちょっと出るね。エロ話以外のかけあいとか。

アマゾンレビューでも指摘されている方がいたけど、風俗で働いている方の体験談が多かった。「変わった性体験」ということでいえばそうなるよなあやっぱりとは思う。

適当に流して教師やってたつもりなのに卒業した教え子が「先生みたいになりたくて教師を目指しました」なんていわれたから食っちゃったり。
男子トイレでオナニーするクセがついたOLがある日、男子トイレでオナニーしてる新入社員がいることに気がついて食っちゃうとか。
38歳すぎて独身で処女でもうどうなってもいいって出会い系で処女を捨てて、以来ずっと中出ししてるとか。

そういうのー。

個人的に好きなのは、男女2人づつで麻雀やってるうちに「脱衣麻雀しないか」ってはじめて下着同士になって残されたカップルがはじめるっての(乱交じゃないんだよ)。女性編集が「ありがちですね」ったら「こんなアブノーマルなことをしたことない」って食って掛かるってのがよかった。

もはや超安定の1冊だね。それが悪かろうはずもなく。



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2018年05月14日

ノブナガ先生の幼な妻(2) 紺野 あずれ(双葉社 アクションコミックス(月刊アクション))


織田信長の生まれ変わりの男性教師がその時代から関連する女性を呼び寄せたり転生させたり憑依させたりですっかり戦国のハーレムのところだけ抽出した形になってる2巻です。

絵が非常に気になります。今回とくに気になった。1巻のときはさほどでもなかったんだけど。とくにモノと人間の対比とか。人物はさすがにそれがアウトだとオシマイだからしゃんとしてるけど。でも、それでもちょっと危ういか。なにかあったんだろうか?って心配するレベル。

話はいいんだよ。ハーレムになったら楽しいだろうってことで実際ハーレムになるんだけどこれが全然楽しくないし、読者としても楽しそうにみえないんだよね。その見せ方は非常に上手い。
かと思ったら返す刀でエロシーンはちゃんとエロいしなあ。現代人(同僚のボインとか教え子とか)の憑依のパターンだと憑依するとメロメロになるけど、実際はすごく恥ずかしいことを強制させられているようで好きになれないって感じとか。
戦国時代からきたロリ2人は風呂でボディ洗いとかな。そういうバリエーションはさすがベテランっす。それでいてピースフルですしね。

なんか大変かと思いますが絵のほうがんばってください。もったいない。



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2018年05月12日

BEASTARS 8 板垣巴留(秋田書店 少年チャンピオン・コミックス)



おー、各種漫画賞を総なめにしている系のことを書いてある帯だ。
ズートピアってももはや通じなくなっているくらい昔になったのでわりとワン・アンド・オンリーになってきた、動物の世界のお話。

大きな話が進行しているけどその着地点がわからないので、昼は学園生活。夜は闇市場のある通りの開業医のもとで修行しているハイイロオオカミの主人公と、演劇部の部長だったのがヤクザの親分になってしまったアカシカとの2つのライン。あと、1巻冒頭の学校内で草食獣を食い殺した肉食獣は誰か?ってのか。どのラインもいいですね。ただ、わりあいとその本筋が「ふんわり」しているのでそこいらの着地点は提示してほしいかもしれないし、それがつまりちょっとだけふれていた「ビースターズ」のことをさすならもうちょっとそのネタを繰り返さないと忘れられるぞ。
ハイイロオオカミは元ヤリマンのウサギで、アカシカは肉食獣の中でストリッパーをしているオカピといい仲になったりしてるね。どっちも非処女なのがいいよな。そいでいて通常の少年漫画だとヒロインをつとめそうな、ハイイロオオカミで演劇部で美少女で性格のいい子はだいぶ端役になっている。

個人的にはやっぱり本線に関係のない読み切り作品がいいんだよね。今回はSNSを軸にヒョウとヒツジの友情を。そういうのばかりある短編集をやっぱり買っておこうかしら。

ああで、それを鑑みるに本線の展開ってのは少年チャンピオンに連載していることを意識して、少年マンガ的なハイイロオオカミと、少年チャンピオン的な裏社会のきったはったをアカシカに委ねたのかしらね。だって、前のカタチの「AIの遺伝子」みたいに毎話読みきりの上記のような動物ショートって連載形態も可能だったんだもん。というか、おれが編集ならそうしてた。でも、このような形態にしたのは編集のひらめきだったのかしらね。



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2018年05月11日

六道の悪女たち 9 中村勇志(秋田書店 少年チャンピオン・コミックス)


評価がむずかしい9巻。

もはやあらすじは六道と愉快な仲間たち(ヤンキー&オタク混合)がチーム一丸となってがんばる話。
9巻ではこれまでの最大の敵との戦いが終了。それが巻の1/3で残りの2/3は日常編3連発なんだよな。
これがぬるい。ほのぼの。ピリッとした大ネタのあいだにそれがあるといいけど全部それだもんな。
クオリティは高いママ。おれもなんやかんやファンだから読んでて楽しい。でも、全部ぬるいのはいろいろどうかよ?って。
引き合いに出すのはアレだけど「ゴールデンカムイ」。この作品は大きなスジが1本ある。そいで連載1回のあいだにあらゆるものを入れる。1ページ前までグルメマンガかと思ったらシリアスになって次のページはギャグ。ページをめくったらどうなるか予想もつかないジェットコースター感。こういうのが現在、同じ戦場にいる以上、日常オンリーってことで1本にするのはインターミッションとしてはありかもしれないけど、3本続いちゃなあとは。GWかよ。ゴールデンカムイとゴールデンウィークとかけました。あんまり「次」につながってる話でも無いしなあ。仮にこのインターミッションの出来事が伏線になるならもっとそれらしく漂わせないとダメじゃねえかとも?

ちょっとdisってるかもしれないので丁寧に説明すると、ベタだけどたとえば、六道の特訓編はその成果が現れて強くなるとかな(それやると根本からおかしくなるからないだろうけど)。あと、六道に惚れてチームにはいるけど、別々のダーリンをみつけるってのもいろいろと複雑な展開を呼ぶ可能性は秘めているけど、それも本作のノリや流れからどうかな?とか。
難しいのはわかるんだよな。そもそも9巻の表紙にもなっているランナさんをDr.スランプでいうところのアラレちゃんにしたからな。彼女よりも腕力でまさるひとがいないしなあ。

謎なんだよなだから。作者もそうだけど編集はどう考えていたのか。鬼島編が大変だったから次のネタまでちょっとインターバルが必要だったのかね。
ベターだったのは、作者に鬼島編のあと2週くらい休んでもらってついでに次の展開を考えてもらってインターミッションは1回で次の悪女を登場させる流れにしたほうがよかったんじゃないかなと。ま、それもいろいろ難しいか。でも、本作とBEASTARSの作者は無理させている気がするんだよね。

コンビニで売ってる総集編的なコンビニコミックだと9巻の2/3は収録されないだろうなあ。そういうところを出すくらいなら休んでリフレッシュさせてもらったほうがって思うんだけどまあ秋田書店の人でも中村先生の知り合いでもないのでなんとも。


10巻はまた次の展開がはじまりそうだけど。




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2018年05月09日

空挺ドラゴンズ(4) 桑原 太矩(講談社 アフタヌーンKC)



最高かよ注意報。
ドラゴンが空を飛び回るマンガ。それをつかまえることを仕事にしている空の漁師らが主人公。
4巻ではお金持ちの龍マニアが登場してひと波乱。
本作、しみじみと設定と描画は鬼のようにすばらしい。そしてキャラは普通。
「これを描きたい」のメインがその龍刈りの世界で龍が落ちたことでできた街などの設定。だから、4巻の龍の生態を余すところなくみたいと願うマニアは作者に近いじゃないかと思ったりもする。
キャラは、だから、作者内ではカッコとしてある某作品に出てきたような@@で@@なキャラというのをそのままこの龍の世界に落とし込んだらどうなるか?って化学実験を描写しているようなおもむき。

おれは常々思っているしなんどでも書いているけど、設定はストーリーの従でなくてはならない、と。
でも、本作、あるいは「映像研には気をつけろ」などの「この設定を描くためにマンガを描いている」マンガがこうまでもおもしろいとちょっと考えを新たにするね。「例外もある」と。

そもそも、ジブリのヒゲモジャがそういう人だからな。彼はそれもあるけど、きちんとドラマも作り込んできているから目立たないだけで、基本は飛行機がビュワーンって飛んでればOKみたいなところあるからな。

いやおもしろいわ。ちょっと大きな物語に芯を食っていきそうな感触もあるけど、そうみせかけるだけの「日常」でもそれはそれでかまわないなあとは思う。ただまあ後者はいつか突然飽きるな。


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2018年05月08日

なんでここに先生が!?(4) 蘇募 ロウ(講談社 ヤンマガKCスペシャル)


1巻ごとに登場人物が変わる。でも、基本シチュエーションが変わらないという設定勝ちのマンガの4巻。

設定は、女教師と生徒の組み合わせ、お互いに憎からず思いつつうまくいかなくてエロハプニングが連発する。そして巻の終わりには結ばれる。あと、作者の1番の武器は柔らかいおっぱい描写だからして全員巨乳。

基本、大きくちがうのは女教師の性格で、1巻はツンデレ、2巻はおっとり、3巻は男勝り、そして4巻は無表情と。

4巻は保健室医でもあります。あと、身体的に特徴があります。これが今回、けっこう画期的で、陥没乳首。それがエロハプニングで刺激されることでムクムク乳首が現れて、無表情だけどちょっと恥ずかしがるという演出。これがとってもエロい。初見は病院の待合室で、こっそり読んでましたがエロいのでてあたりをみまわすほどでした。
「今はソコ… 見ちゃダメ…」と陥没乳首をはずがしがるわけですよ。先駆者ということではないでしょうが画期的で新鮮ですよ。
あとはロケーションとシチュエーションが派手。クリスマスにサンタコスとか、初詣に晴れ着、南のリゾート地などなど。


正直にいうとこれまででキャラが1番好みですので最高でした。そうなんだよな。この方式はキャラが嫌われたらアウトというオチがあるし、キャラがアウトじゃなくてもエロハプニングがあって先生があられもないカッコでエロい目に遭うって基本はずっといっしょなのでキャラを変えてもマンネリ感が出てしまうという、かなりきつい縛りの設定だけどがんばっておられる。

いやあ4巻もキャラびいきってことを差っ引いてもクオリティは高かった。ネタバレになるかもしれないから一応書かないでおくけどおまけ描き下ろしも画期的だった。特装版のカラー小冊子のにしておけばよかったと思った。



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2018年05月06日

少年ジャンプに人生賭けてみた サクライ タケシ(集英社 ジャンプコミックス)


ジャンプ編集といっしょにジャンプに関わることをルポするマンガ。
「担当編集の出てこないマンガなんて」って吾妻ひでお氏の名言もあるように、基本、各雑誌には編集さんが登場するギャグマンガが1本はあります。いや、ありました(過去形)だったのかもしれないなあ。
そういう懐かしさを感じました。

マカオにいって前の単行本の印税(35万ってリアルな数字だよな)を全部つっこんだり、世界一のバンジージャンプ(ジャンプだから)飛んだり、ジャンプ編集部に行って編集部のヒトにジャンプしてもらったり(ジャンプだから)、各種ジャンプイベントに行ったり、手塚賞赤塚賞のパーティーに潜入したりと、かなり盛りだくさん。人気作家に話を聞くってのは前回でやったのかもしれないので今回はそんななかった。

ルポマンガは読んでいるほうだけどかなり良かった。取材ネタの多様性、それらの料理の引き出しの多さ。
ハプニング的なものとか、キャラの突飛さは無いけど、安定したクオリティ。絵はさっぱりしすぎてる感じはあるけどそれでもきちんと似顔絵のツボを抑えてるのか。

そいでもってなによりいいのは作者の奥さんだよ。ぜったいにいい人ってのがわかるし、作者の愛も伝わる。なんでこういう作品で夫婦愛の尊さを知るんだ?(それは読んでのお楽しみ)

やっぱジャンプはこういうの上手いなあ。


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2018年05月04日

ぼくたちは勉強ができない 6 筒井 大志(集英社 ジャンプコミックス)


大好調ではあるんだけどちょっとエロすぎへん?
グルメブームの次にきてて去年あたりはラブコメブームってあったと思うんだ。いや、ずっとラブコメは需要があったけど、なんだか多めだったし目立ってた気もするんだよね。
だけどどうもそろそろ一部をのぞいて転換点が訪れているような気がするんだ。グルメブームもそうだったけどさ。
そこで本作はエロの方に注力しだしたような。前からそういうところもあったけど6巻からさらにアクセルを踏み気味になってきたんじゃないかなと。

6巻ではとくに後半畳み掛けるように、水着の上をなくすイベント、男湯と女湯をまちがえてきた女子3人をうまくかばいつつ脱出させようとするミッションと大作がどーんと。
いやエロいよ。10代だったら筒井先生ありがとう!ってなってたかもしれないよ。でも、たとえばおれはその裸やおもにおっぱいよりも、水着ミッションの凝った仕掛けに「おおおお!」って思った。このパターンは史上初だろ。感動したわ。風呂ネタも非常にキャラをうまく動かしていた。
相変わらず1巻全体で均等にキャラの見せ場を用意してるしなあ。なおかつ新キャラも追加している。ここいらの構成やバランス感覚が抜群。本作でよくある人気投票があったらどういうことになるんだろうと思ったりもする。んまあ、毎週レビュー書いてるヒトみたいのがいるから偏ると思うけど(この方は古橋さんのファンみたい)。「全員いい子」状態だからなあ。

ということでエロいのはいけませんとはとてもいえないけどエロが目立つなとは思った6巻でした。





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2018年05月03日

サザンと彗星の少女 上 下 赤瀬由里子(リイド社 torch comics)

サザンと彗星の少女 上 (torch comics)
Posted with Amakuri at 2018.4.26
赤瀬由里子
リイド社






オールカラーフルアナログの上下巻のスペースオペラ大作。しかし、オールカラーはともかく「フルアナログ」が売りになるのな。宇宙で工事をやってる青年。ある日、帰りのバスに乗り遅れて宇宙に取り残されたところ、バイクに乗った少女と出会う。送ってくれるそうで。
ところが途中で戦いに巻き込まれてシッチャカメッチャカ。そうこうしつつも次の日のデートの約束を取り付ける。こうしてふたりの距離は縮まったに突然サヨナラを告げられる。それでも忘れられない青年は彼女を追って海賊船に乗り込む。

ややレトロな雰囲気が漂うオールアナログな絵。そしてあらすじでもわかるようにもはや共通言語となったジブリな内容。スターウォーズ的でもあるし、昭和のSF的でもある。「スペースオペラ」に関する作者の思いをありったけつめた感じ。

伏線を貼るためのエピソードを今から挿入しますよ的な構成の「若さ」はあるけど、オールカラーなことや制約が弱そうなことから、独自なセンスがあちこちで炸裂していてみていて気持ちが良い。

名作だと思いますし、上下巻でキレイにいつか劇場映画化されるのを待っている感じはあります。
あとここんところのリイド社すげえなあ。こういう野心溢れる作品をバンバン出してる


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2018年05月01日

まかない君 6 西川魯介(白泉社 ヤングアニマルコミックス)


作者最長寿連載も最終巻と。
美女3姉妹と同居している男子大学生が毎食炊事をするというマンガ。
料理を作る過程の前半と、みんなでワイワイ話しながら食べる後半で1セットってのが基本。
当初は後半、美女が食べる姿が艶かしくてドキドキって要素があったけど、いっそ清々しいほどなくなった。そのかわり食材にまつわるおもしろほら話を語り合うという感じ。そしてこっちのほうがおもしろいという。
ワンパターンの美学に徹しておられたなあ。作者、1巻2巻で男女の機微を描くラブなコメを得意とされてますが、本作は気持ちいいほどそういう要素は途中から放棄していたな。あ、6巻に「ほんのり百合」がありましたが。

そして終わると聞いて思うのは、2015年がピークで急激に店じまいしはじめたグルメマンガブームよの。つづいているのはそれが始まる前からあったものだけと。
本書はその黎明期(2012年から連載)から2018年までと。こうやってみるとその期間のすべてにいたわけでね。偉大な話です。

作者も「クッキングパパ」な生活からはいったん開放されるのかしらね。

反動ですげえエロイの描いてから、アニメ化即決定するような代表作を描いてスタジオジブリがアニメ化しようそうしよう。





posted by すけきょう at 19:30| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする