2018年06月10日

賭博堕天録カイジ 24億脱出編(1)(2) 福本 伸行(講談社 ヤンマガKCスペシャル)





おー、まだまだつづくカイジ。しかも、気が付かなかったけどふたり麻雀からまだ1日過ぎてなかったのな。
ふたり麻雀で勝ち、和也のなんかヘルメットかぶってやるやつもすぎ、ワンポーカーがすぎ、24億円をゲットするまでが前エピソードのあらすじで、1巻2巻同時発売の今回はその24億を持って逃げる話。
これまでの回想や感想戦(なぜ最後に和也はあのカードを切ったのか)みたいなことをしつつも着実に話を進めるのはまあもうベテランの域に達してる。
同じ講談社だったけど大昔「ヤンキー烈風隊」というマンガが連載されていた。このマンガは本当にひどかった。毎号70pとか80pとかけっこうなページをもらうけど見開きがすごいんだ。2pなんかやったら見開きってのが繰り返される。しかも、セリフが「げえええ」「マジか」で、クルマ1台描いてあるだけとか。
まあバブリーな時代だったんだな。当時からもうすうす「ひでえなこれ」とは思っていたけど、こういう流れになっていくのかなとも。でもらなかったね。あたりまえか。
それを考えるとほぼ見開きがないし、話の進行のスピードという問題はあるけど、着実に前にむかっているカイジはずいぶんとマシなんだよな。なにしろ休んでいない。
それでいて読んでいる間の「FUN」は保証されている。値段分かどうかは微妙なんだけどね、同じ「作品」でも密度がまるでちがうのがマンガと映画の特徴だから。
個人的にはいつもギリギリのラインでモトはとれてるとは思う。このギリギリ度合いが見事なんだよな。
たとえば、ドラゴン桜やインベスターZのひとのマンガは中身がおもしろいのかもしれないけど、絵がまったく値段に折り合わないと考えている。それは文字だけの作品でやれってことになる。
カイジは絵のおもしろさもある。じゃないとスピンオフやらねえでしょ?

ただまあもうちょっとネジ巻いていこうよ。作者も残りの寿命考えてカイジを収める場所に収めてやろうよ。
とは思った。まあつまり「早く終われ」と。



posted by すけきょう at 17:30| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イジらないで、長瀞さん(2) ナナシ(講談社 講談社コミックス)


うわエロい。
久しぶりにマンガを読んで「エロい」という感情を持ちました。ここんところ成年コミックもとんと読んでないでな。

長瀞さんというウェーイで小悪魔風の後輩になぜかかまわれる美術部のさえないパイセンって、接触豊富の「からかい上手の高木さん」ね。

2巻は妄想RPG編と、ランチのときに長瀞さんのウェーイグループに紛れ込んでしまったパイセンを巡る静かな攻防戦が白眉。これのほうが実際に水着でスケッチとか、おっぱいムニュとか、いろいろあるやつよりチンポにくるんだよな。なんだろうこれ。表情だけでクるんだよね。とくに彼女に似たキャラのマンガを発見されたときの長瀞さんの顔はちょっとすごかった。絵力で押そうという心意気に感じるものがあるね。

まだこのままのノリで突っ走ってOKとは思ったよ。



posted by すけきょう at 08:11| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする