2018年09月24日

サーカスの娘オルガ 2巻 山本 ルンルン(KADOKAWA ハルタコミックス)


20世紀初頭ロシア。サーカスの旅芸人の少女オルガ。身分のちがうお金持ちの少年に恋をするそんな物語。
メロドラマといえばメロドラマ、昭和の少女漫画的な、意地悪同輩や影となり日向となり味方したりする先輩なんかの存在。そんななかにあってオルガは少しづつ成長していくという。
苦味が走りまくり、それでもポップな絵柄、時代考証とかどうなんだろう、そういうのも含めて、骨太に進行していく。「オルガかわいそう!辛く当たるのはやめて!」って感じになるくらいオルガはいじめられるも、へこたれなくてたくましく育っていく。

フィアールカの話が新味だったかな。先輩の大人の女性。いつも男に騙されてはまた誰かにお熱になる。そんな芸人の娘を小さいときから同期の男性はサポートしつつも応援したり眺めたりしている。男はフィアールカに恋をしつつも、彼が誰かに「お熱」な状態にすることが芸のためにも1番いいとしている。むしろ、誰かをけしかけたりもする。そんなオルガを「バカみたい」とする。
いわゆるダメンズにはまる大人の恋愛っすね。全部は読んでないけどこんな大人が登場する感じはなかったよなあ。新鮮。

そして2巻、ラス前とラストがすごい。そしてつづく3巻も。ここからみたことのない完全新境地になるね。超期待。





posted by すけきょう at 11:57| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする