2019年01月11日

事情を知らない転校生がグイグイくる。(1) 川村拓(スクウェア・エニックス ガンガンコミックスJOKER)


10月発売のものですが衝動に動かされて買いました。翌月重版かかってます。

[【事情を知らない転校生がグイグイくる】「事情を知らない転校生がグイグイくる」/「川村拓」の漫画 [pixiv]]

Web連載です。こういうのネットで転がっていると実はこういう商売上がったりになるんですね。ぶっちゃけ ここで読めば以下の文章はいらないもんなあと。そりゃあブログ文化もレビュー文化も廃れるわけやで。

転校してきたピュアピュアな美少年。同級生でいじめられっ子で「死神」ってあだ名されてる女の子がいます。彼女の「死神」ってあだ名や眼光の鋭いところ(あだ名の由来)が好みにハマッてむこうが困惑してる中ぐいぐいくるわけです。まわりのからかいや本人もモノともせずにぐいぐいと。
あーと、「からかい上手の高木さん」の性差逆転版ですね。

あ、そういや、「からかい上手の高木さん」にあったな。悪意のあるコピペ。高木さんのからかいに西片くんが嫌気をさして「もうそういうのやめて」っていうやつ。こういうアンハッピーエンドなことを書きたくなるのはわかるけど、本質的なことをわかってないよなあ。
本作にしても「高木さん〜」にしても、両思いだからこそ成立してるってこと。カップルの双方がやさしくていい人でお互いが好き同士だからこその関係なわけで。それこそ、本作にあるまわりをからかう悪意を跳ね飛ばすほどのラブラブ空間なわけでな。まあ、本作でも高木さんもそうだけど、オトコのほうに明確な自覚がないんだよね。そこがええんじゃ。

本作、シンプルな描画ながらも、死神っていじめられる意味もわかるし(たぶん、そうなったエピソードもいつかやるかもしれん)、少ないけど台詞のある他キャラもいい感じで立っているし、それぞれが愛らしい。

ひとつ謎といえばワクを全て黒く塗りつぶしてあることかな。これは通常回想シーンで使われる演出ですが全編それになってる。ご丁寧なことに1ページ1コマの絵も断ち切らないで黒い枠を描いている。なんか仕掛けがあるのかしらね。最終回で全部回想編でしたとか。まあ、絵が白いからちょっと引き締めるためなのかもしれないけど。

2月には2巻が出るようなのでタイミングはよかった。これは2巻も楽しみにして大丈夫と思う。


posted by すけきょう at 21:01| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする