2019年02月14日

イジらないで、長瀞さん(4)ナナシ (講談社 )


イケイケチームの長瀞(ながとろ)さんと、さえない美術部の男子のイチャイチャラブコメ。

3巻ではこれまでにあったちょっとメンでヘラっぽさがあった長瀞さんがずいぶん普通のヤキモチ焼きのラブコメキャラにマイナーチェンジしたかなと思ってたら4巻では「それはそれで」ということでなんかよくなってきました。
こっちからは大胆アプローチしてドキドキするのがスキだけど、むこうが不意にパーソナルスペースにくると動揺してしまう。あと、同級生ほかが彼氏にちょっかいを出すと狂ったように阻止しだすと。

これね、他作品と比較するのはちょっと反則気味だけど、同月発売の「やんちゃギャルの安城さん」との対比がおもしろいんだよな。

同じイケイケチームの女子に、美術部の男子で、女子が男子にちょっかいかけるって図式。本作と安城さんの3巻に同じく、男子がおんぶして運ぶってシチュがある。これがとてもおもしろいんだよね。
それぞれのキャラもちがうしそもそもの基本シチュにちょっとちがいがあるけど、おんぶしてお互いドキドキはいっしょ。安城さんはより抱きつくことでむこうをテレさせてマウントをとろうとして、長瀞さんもそのラインを目指しつつもテレてしまい、ついには走って逃げてしまうというあたり。これどっちもいいんだよねえ。(もっとも安城さんは足をくじいていたので走って逃げることはできなかったんだけど)

本作はとくに表情に命かけてますよね。どうしてもポーカーフェイスに徹しきれない感じが。猫系でコロコロ表情を変えるかわいらしさ。

本作のおまけにあった本格ストレッチ講座のようなラインになりたいのかしらんとも。




posted by すけきょう at 13:04| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

姫乃ちゃんに恋はまだ早い 1 ゆずチリ (新潮社)


Twitterで知りました。最近ご新規はTwitter(ネットだとこれがダントツ)で知ることが多いです。書店でジャケ買いするのと割合としてはどうだろう。

[姫乃ちゃんに恋はまだ早い - ゆずチリ / 第1話 | くらげバンチ]

おませ小学生の姫乃ちゃんが恋してる隣の男子と「大人」なことをしようとしてうまくいかないみたいなね。

構造としていいところついたなと。ショートラブコメは設定が命みたいなところあります。ませた女の子がなにもわからない男子を振り回す。女の子の大人びた行動とそれをわからない男子と。
福満しげゆき氏の本にあったようにラブコメは両思いになると終了みたいなおきてがありますので、永遠の寸止め設定を作るのがポイントです。本作はそういったところで「その手があっったか」とは思いました。

でもって、本作がおもしろいので実はほかにゆずチリ氏の諸作をあたりましたが、おれにはこれがブレイクになるなとは思います。芯を食った感じ。

やさしい同級生男子はおませな姫乃さんにつられて知らず知らずに大人になっていく感じがまたいいですね。給食で姫乃さんがきらいなグリーンピースが出る。「大人だからグリーンピースは嫌いじゃない、むしろ大好物」なんていったために周りの友達からもたくさんもらって涙目になりながら食べてるのに助け舟を出すのが男子だったりしますよ。で、男子もそんな好きじゃないのでふたりとも「まずー」なんて思いながら我慢して食べるという。いいじゃあーりませんか。

そして本作は後半に出てきた、同級生だけど、中はおこちゃまの男子といっしょの女子が登場してまたぐっとおもしろくなっていきます。彼女を使いすぎたら本末転倒気味にはなりますが彼女も「その手が!」な感じですね。

いいです。次巻も楽しみだしアニメ化は狙ってみよう。



posted by すけきょう at 00:29| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする