2019年03月31日

初恋ゾンビ(15)峰浪 りょう (小学館)


正直なところgdgdしてきたから止めようかなと思ってたらこれが非常におもしろい。すでに連載は終了したらしい。それなら話が変わるのよ。

男性の頭上に初恋の女性が浮かんでるのがみえる男性と、みえるようになった転校生の女性と、幼馴染の三角関係ラブコメと。

当初は、そのみえるようになった「初恋ゾンビ」(初恋の相手がいつまでも死なずに漂ってるサマから)で、同級生とかの悩みを解決させるって流れとともに自分らはどうなんだ?って同時進行だったのが、いつのまにか本人同士でガンガンと進行していくようになり、あ、いや、進行してないんだよな。わりにグネグネしはじめて、クオリティが下がるわけでもないし、ラブコメの宿命ではあるのですが、先に進まないのにループしない感じのラブコメにちょっとじれったくなってたのよね。

15巻ではもう波乱波乱の展開でさー、あれがこうなったりそうなったりとかで。本命同士が急接近したり大喧嘩したりとかなりピントがはっきりした状態でガシガシと最終回に向けて展開してて目が離せない。

最後までつきあいます。



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天国大魔境(2)石黒 正数 (講談社)


このマンガがすごい!2019年版のオトコ編1位。うむ。そこで2巻。
ギミックがいろいろありつつ、ちゃんと王道で突き進んでますよね。それとも気が付かない仕掛けが着々と進行してるのかしら。

今よりいくらか先の世界。荒廃した時代でモンスター退治しながら探しものをしているふたり。隔絶されたドーム内で育てられている異能の力をもった子どもたち。この2つの話が同時展開していきます。

アクションあり、ギャグあり、SFあり、エロあり、設定語りあり、ストーリーあり。(この「設定語り」ってジャンルとして確立しつつあるよな)

盛りだくさん。手堅い技術を交えつつベテランの本気の新境地。とくに女性描写になんつか、「ちゃんとかわいい美女を描く」ってのがあっていいよなあ。そこらへん、元ネタの多くの割合をしめる「AKIRA」のケイの描写を連想させたり。1位かどうかはまだわからないけど1位にしたことに異存はないなあとは。



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チェイサー 6 コージィ 城倉 (小学館)


最高の最終巻だった。ここしばらくでみたことないくらいのさわやかな読後感。あーと、「それでも町は廻っている」とか。その最終巻に匹敵する。マンガってちゃんと終わらないほうが多いからね。貴重貴重。

手塚治虫に嫉妬し追跡して対抗し対決する漫画家の生涯を描く。漫画家人生=手塚治虫の歴史って感じよ。だからチェイサー。

6巻は個人的におれのリアルタイムの手塚治虫に追いついてるんだよな。具体的にいうと70年代後半。虫プロ倒産、そしてブラックジャックや三つ目がとおるで少年誌であざやかな復活をする。
おれはその奇跡のカムバック時代に普通に物心ついてみていた。ブラックジャックも三つ目がとおるも人気漫画としてそこに連載していた。ただマンガをよみはじめたころでリアルタイムのときはただ「おもしろい」と読んでいたわけよ。あと、マンガにもあるように、図書館にはのらくろと鉄腕アトムだけおいてあるし、そのあと講談社による手塚治虫全集、なおかつとどめとばかり藤子不二雄A氏による「まんが道」がスタート(それぞれ前後はあやふやだけど)。あれは手塚教の経典だからなあ。

ブラックジャックがチャンピオン。ここからチャンピオンは怒涛の追い上げをみせてくる。ドカベンとがきデカがくるからな。そして、三つ目がとおるはマガジン。これも王者の勢いが衰えてない。そこで主人公はサンデーで連載することになる。
主人公はブラックジャックと三つ目がとおるに「キャラ」をみるわけよ。子供ら(全員とってもかわいい→手塚作品のエロいのを読んで興奮したりする)に影響を受けて。そこでサンデーではじめる連載って展開が最高。「これだ」と。「これ」はギャグめかしてはいる、パロディもたっぷり含まれている。けどあらゆるところに現在にも通じるヒントや情報が詰まっている。非常に深いものがある。わりにみんなそうか。それをマジでやったのが前記の「まんが道」であり足塚茂道名義でだした「UTOPIA」だったりするんだからな。

そしてそのままクライマックスから最終回へ。ここいらもすばらしく清々しい。もちろん、手塚の死も描くわけだけどさ。巨人中の巨人に対してのドン・キホーテのように挑む主人公はかっこいいし、きちんと報われるラストではあったと思うよ。

いやよかった。読み返したい。そして架空の主人公の描いた作品を読んでみたい。

*本記事では作品にちなんで手塚と呼び捨てにしてみましたわ。



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上野さんは不器用 6 tugeneko (白泉社)


アニメも好評のまま終了したタイミングでの6巻でございます。
なんつーか、1巻2巻であったノリが変わってとっても正統的な女の子図鑑になりつつありますよね。6巻ではまたさらにキャラが増えましたね。
すごく正直なところもうすでにキャラは把握できてません。それぞれがダメってことではないんだけど、なんていうかな、「にぎやかし」以上の存在ではないような気がするのよね。基本は理科室で3人で展開してますし。
くわえて5巻(4巻だっけ?)からの巻末の過去編もはじまっていて、なんていうか、安定感がマシてるなあと。

当初の「なんじゃこりゃ」がないのは残念ではあるがいつまでも新鮮というのも難しいのかな。


追記あり
posted by すけきょう at 22:16| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする