2012年05月28日

CATCH&THROW [キャッチ アンド スロー] とよ田みのる(小学館)

とよ田 みのる¥ 600



・短編集がすきだ。
・60冊以上読んでも「ONE PIECEを読んだ」としかいえないなら、1冊で5本の物語が収録されている本作のような短編集を読んだ方がお得だから。
自分の中の「物語を読んだ数」が1冊でいっぺんに5カウントされるじゃない。そして、好きなキャラも5本に5人以上できたら幸せじゃない。

「漫画家になってからの憧れ、
短編集がやっと出せました!!
お気軽に楽しんでくださいませ!!」

そして、こんなまえがきを書く漫画家さんがキライなわけないじゃない。
もともと大好きな漫画家だけど、さらに倍率がドンだよ。

そして、こんなまえがきを書く漫画家さんの短編集がつまらないわけがないじゃない。

・メデューサの末えいが宿敵のペルセウスの末えいを倒しに日本の高校に転校してくる「素敵な面倒さん」
・南の小さな島にきたハーフの女の子とのフリスビー(商品名)を通しての交流を描く表題作「CATCH&THROW」
・町で1番不幸な少女が合わせ鏡に「ヒカルちゃん助けて」と願うと現れて「幸せにしてあげる」という「ヒカルちゃん」
・よしづきくみち氏による原作で、月に迷い込んだ少女がと月星人の交流を描く「等価なふたり」
・おかしな片桐くんにからむ金子さんの話「片桐くん」

・もう掛け値なしの珠玉。どれをとっても最高。

・と、
・こんな自分はイヤなんだけどさ。
・デビュー作の「ラブロマ」の、えらいネガティブなレビューを読んだことがあるんです。もうくわしい内容もどこで読んだかもわからないんですけど、すんげーイライラしたことはなんとなく覚えてます。
・そのレビューを書いたヒトにこの短編集(あるいはこれまでの名作)をみせていいたいですよ。「どうだ?」と。
・こんなすばらしい短編集を読んだことがあるか?みたことがあるか?と。
・ネガティブな感情の発露でもうしわけないです。それこそ、上記の作者の引用「お気軽に楽しんでくださいませ!!」に反するし不粋であることは重々承知してるし、そもそも、おれは関係ないですけど。でも、本作でのこの突き抜けた晴れ晴れとした気持ちはなんだろうと。

・とよ田みのる氏の作品は、気持ちのいいキャラが気持ちのいいストーリーを駆け抜けて、とびきりのカタルシスをくれるという作品ばかり。
・いったらなんだけど、手塚治虫氏なんかでおなじみのスターシステムを使っているのかと思うくらい、おなじみのパターンをもったキャラが頻繁に登場したり、テーマもボーイミーツガール的なものが多かったりと思います。
・でも、読んでも読んでも飽きないのならばそれはなんの問題もないんだよ。むしろもっともっと読ませてくれと願ってる。
・ああ、大ファンだからな。

・そして短編集がスキなのは心おきなくオススメできるから。1冊で済むからな。本作はたくさんのヒトに読んでほしい。

・あー、でも、短編集だと読んだ気がしないなんてのもいるんだよなあ。まあ、そこいらの方もお気軽にどうぞ。

・そして。
・面倒さんのパンツみてー、キャッシーとフリスビーしてー、ユカリちゃんにお茶いれてもらいてー、みのりの笑顔みてー、金子さんに腹パンされてーとか、そういう話で盛り上がりましょう。

オススメ
posted by すけきょう at 07:29| Comment(2) | TrackBack(0) | オススメコミック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とりあえず、おかえりなさい。
そして、とにかくご自愛ください。

短編集いいですよね。
なんでボツになったのか分からないぐらい、可愛くて愛しいマンガでした。
100万点の交換したいです。

まずは手術の成功を祈っております。
おだいじに。
Posted by nasi at 2012年05月28日 19:30
ありがとうございます。
シーサーのアプリがあったのでためしに書いてみました。
自愛のほうは病院側から強制的にやらされてるので、これくらいのボリュームのをまた書こうかなとは思ってます。
100万点いいですよね。0点もいいですけど。
Posted by sukekyo at 2012年05月28日 20:02
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/272172699
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック