2013年03月18日

感動のフィナーレ〜「よつばと」12巻 あずまきよひこ(電撃コミックス)

よつばと! 12 (電撃コミックス)
あずま きよひこ
アスキー・メディアワークス (2013-03-09)


・マンガ買うでしょ?
・裏表紙にバーコードがあるじゃないですか。

[メディアマーカー]

・それを専用アプリのカメラでもって読み取ってメディアマーカーに登録してるのです。
・そうすれば自分がなにを買ったのか一目瞭然。すごく便利です。すごくすばやく出来ますし。
・いろいろなデータをみることができるんですが「**USERS」って数が出るんですよ。
・つまり、メディアマーカーでどれだけ売れたかがよくわかる仕組みになってるの。
・2013年3月15日現在、「よつばと!」が218USERSです。

[よつばと! 12 (電撃コミックス) レビュー・関連 - メディアマーカー]

・比較として「暗殺教室」の3巻が97USERSで、「ONE PIECE」の69巻が122USERSです。(どんどん増えていってます)
・メディアマーカーの登録者って前提はありますけど、いかに飛び抜けた数字かということがおわかりいただけると思います。
・とくにネットでの人気がスゴイよなあ。おれが巡回してるところの購入報告みたいのが多い。そんな印象を持ちます。実際に売れてるんでしょうけど。

・でもって。

「よつばと!」は幾度となくいろいろなところで書いてきております。毎巻おもしろいし、どんどんすごくなってきてます。まあ、「よかった」ばかりじゃないんだけど「すごい」よな。

[「よつばと!」8巻 あずまきよひこ(アスキー・メディアワークス): ポトチャリコミック]

・そうか、5年前に8巻だったか。着実に年齢を重ねているなあ。

・そして12巻。ついに最終巻を迎えましたね。感動のフィナーレでした。



・……ってカンチガイするくらいの「終わり」感がありました。

・よつばって緑の髪の毛の未就学児女が大暴れするマンガです。
・風邪をひいて頓挫し、渋々断念することになったキャンプについにいくことになる12巻です。まるまるそれってくらいいろいろと伏線が敷いてありました。ペンキの回で買い出しの打ち合わせとかしてましたし。
・で、それだけ引っ張ったのにふさわしい前後編のキャンプ回の圧倒的なクライマックスさ。
・ラストのコマで「完」と出たら「えー!」とは思うけど、まあ、そういうものなのかって納得するような威力はありましたね。

・んまあ、奥付のあとに「つづく」とあったので「次」もありますね。だから記事タイトルはウソです。すみません。

音楽CD よつばと(音符記号)組曲「冬将軍」
栗コーダーポップスオーケストラ
ジェネオン エンタテインメント (2006-11-22)
売り上げランキング: 30,296


・ずいぶんと昔(2006年!)にいまだに本編でもたどり着いてない「よつばと冬」をモチーフにしたサントラが発売されてるくらいですしね。せめて冬は描かないと。

・しかし、読んでいて思ったわ。本作は不幸を呼んでいるんだろうなあって。
・このゆったりとしたムード、じっくりとディティールの描き込み。かなり薄い伏線を張ってそれを随分と後にアタリマエのように回収する。キャラ設定は読者が知ってて当然。
・これらは、マンガ家のタマゴがマネしたら完全にアウトよ。絶対にうまくいかない。だって、プロでもマネして爆死してる方とかいるじゃない。
・でも、マネしたくなる。そういう魅力にも溢れてる。だから、不幸を呼んでいるんだろうなあと。
・吾妻ひでお氏。あの作風にあこがれてとりみき氏は秋田書店に持ち込んだときに、「ああいうの(吾妻ひでお的な)描いたらボツにするよ」なんて思いきり編集に釘を刺されたそうです。
・実際、今の編集さんも同じようなことをしてそうに思います。

・そしてそれでもどんどん爆死していただきたいなと無責任な気持ちにもなるのです。
・たぶん、「よつばと!」を経由して、影響を受けて、「次の一手」を描くことができたら、それは多分マンガにおける「次の一手」になると思えるのですよね。
・なんていうかな、たとえとしてちょっと微妙ですけど、ガンダムにおけるジムみたいな存在。つまりは量産型というか、廉価版というか、普遍化というか。
・マンガ家にかぎった話でもないんですけど、天才が現れますよね。画期的な作品を発表します。みんな憧れる感じの。どうやって生み出したのか想像もつかない「新しい」の。
・でも、1回発表されると、それを「安く」マネるヒトが生まれるんですよね。
・あんまり評価はされませんが、そういうジャンルの「天才」のほうが実は後世においてためになってたりもするんですよね。できた道を整備するというか。
・そういうヒトが現れるといいなあって。
・それはわりと近いと強く予感するのは、最初に書いたとおりの「よつばと!」の圧倒的な支持のされ方なんですよね。

・それはそれとしてみうらのお母さんがエロい巻でしたね。
posted by すけきょう at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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