7巻目。「よつばと!」を抜きそうな勢いね。設定とかは全然なのにおれが読んでいるなかじゃ「よつばと!」感が強い不思議な作品。同時にフジヤマさんのエロス描写も多い。そこがなんだかちょっと不憫なんだよなあ。中学生でエロス描写が多いとかわいそうに感じてしまうようになってます。小学生以下のエロマンガとかも世の中にいっぱいあるというのにな。
[デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 3 (ビッグコミックススペシャル)]
「おやすみプンプン」のときも本作も「0と1」「オンとオフ」「ミニマムとマキシム」みたいな極端から極端にパラメータを移動させるダイナミズムに紛れてウエッティなところを混ぜ込むという技を使っておりますよね。
・3巻ではあっさりJKを卒業してしまいました。JKらしくない少女っぽい、また、マンガっぽいキャラだけど、すでに1人トモダチが死んでおり最後の言葉がそのままだとしたらこの先けっこうキビシー展開になっていきそうでコワイっすね。
[百万畳ラビリンス 上巻 (ヤングキングコミックス)]
[百万畳ラビリンス 下巻 (ヤングキングコミックス)]
「Lo」の表紙でおなじみの作者初の長編。知らずに買った。
・上巻は古い日本式のアパートが増改築されたいびつな建物の中に急におかれた女子大生2人が脱出しようと四苦八苦し下巻はその謎解き編かな。
・上巻の感じは吾妻ひでおさんの短編にあるんだよな。どこまでつづくのかわからない木造アパートの中を旅する男の話。
・それよりももっとゲーム的で、たとえば「FEZ」というインディーのゲームなんかを思い出させる謎解きのアドベンチャーアクションのような展開。
・下巻でちょっと雰囲気が変わったのは残念だったけど一応キチンと終わっていますね。
[ゴールデンカムイ 4 (ヤングジャンプコミックス)]
実は今年1番読み返してるマンガ。1〜3巻は5回は読み直してる。
4巻は超いいキャラの二瓶があっさり死んだのがもったいないけどこれ以上ないかっこいい死に様なのでいいか。
各キャラもこれ以上ないほど高まってるしどんなシーンでもすきあらばギャグを入れていくし、それでいて当初からあるダイナミックさは微塵も失われてないし、テンポのいい展開もそのままだしでなんかすげえマンガ。このマンガのために図書館まで手塚治虫氏の「シュマリ」を読みに行ったんだぜ。
しかし作者はシライシ好きすぎるだろ。シライシはでも環境がちがえばルパン三世ではあるよな。
[惰性67パーセント 1 (ヤングジャンプコミックス)]
・女性エロ漫画家のエロくならない日常。「よつばと!」からはじまったネオ日常系のショートに、エロを混ぜようというココロミはいろいろな方が行われてますが、本作はおしりが出て恥をかいたって感じのハプニングエロをギャグにする感じでエロさを消している感じっすね。大学の男女4人が狭っ苦しいアパートにいてエロマンガの話をしてどうしてエロくならないのかって考えてしまう不自然非エロ感をどうとるかだな。