[それでも町は廻っている 15巻 (ヤングキングコミックス)]
[山と食欲と私 1 (BUNCH COMICS)]
白暮のクロニクル 8 (ビッグコミックス)
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ゆうき まさみ
小学館 (2016-04-28)
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・8巻になり本編の話が締まってきた。ゆうきまさみさんの細かくあちこちのネジを締めながら話が進んでいくサマは痛快。多人数が登場するドラマを書く人は100回熟読してほしいと思う。
・TBSでやってる「99.9」ってドラマをみてるためか、雪村&伏木のペアが嵐の松本潤氏と榮倉奈々氏のそれにみえる。
・これは終章になるんかね。
それでも町は廻っている 15巻 (ヤングキングコミックス)
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石黒 正数
少年画報社 (2016-04-30)
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少年画報社 (2016-04-30)
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・1話完結のほのぼの日常マンガ(本作は厳密にはちょっとちがうのだけども)でも、それが長寿連載となるといくらかの波がある。
「それ町」は15巻目にして何度目かの頂点を迎えているような気がする。
・冒頭の修学旅行が白眉。よくネタである、「修学旅行初日に告白したらその後ずっと気まずいからやめておけよ」ってのをぶちかましてしまう、メインキャラじゃない男。そのエピソードを軸にメインキャラは北海道の修学旅行を満喫するという。笑いありお色気あり涙ありと。
・冒頭の修学旅行を軸に帯にあるような「読み応えたっぷり」な8編。話と話の間の白いページには修学旅行のこぼれネタがあるという。
・15巻でふたたび「それ町」にブーストがかかった。おもしろさに拍車がかかった。またアニメ化しれ!(今はnasneとかあるのでみる態勢が万全だし)
山と食欲と私 1 (BUNCH COMICS)
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信濃川 日出雄
新潮社 (2016-04-09)
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・独身OLさんが山ガール転じて単独登山女子になって、そいで登山で食べるグルメという主旨のマンガ。
・なにげに毎回山を描かなければならないというハードルの高さ。そもそも、黎明期の山マンガに白土三平、矢口高雄、谷口ジロー、村上もとかって画力モンスターがこぞって山マンガを描いたもんでしょうがないところだよな。
・で、負けてない。もともと画力ある方だもんな。
・本格的に登ってないと書けない「あるある」や小物やちょっとした描写がステキですね。こんなカワイイ子がひとりで歩いているのか?という謎は残りますが(そして確かめてみようと思えばできるところに住んでいたりするのですが)。
・食べ物の方も袋のラーメンに高級なウインナーを入れたり、定番のおにぎりだったり(山のおにぎりの美味さは知ってる)、ちょっと豪華な感じになったりもあるし、かと思えば、降りてからの料理のことを考えたりとか引き出しが凄い。
・ブームって大事だなと思うんですよね。彼女のように山ガールから登山に本格的にハマるって感じでいろいろなタイミングで人生をかけるような趣味にはまっていくわけですし。