ダンジョン飯 3巻 (ビームコミックス) 九井 諒子
【2番目にオススメする作品】
マンガ家再入門(1) (ワイドKC モーニング) 中川いさみ
【3番目にオススメする作品】
身から出た鯖 七番出汁 (ヤングキングコミックス)中崎 タツヤ
[このマンガがすごい!WEB]のアンケート協力者として、毎月、その月のベスト3を選び、寸評を書いております。
・毎月の投票によってランキングが決定するので毎回投稿した文章がすべて掲載されるとは限りません。
・もったいないので、その月の掲載期間が終わってから、すなわち次の月のランキングが掲載されてから、ここに載せることにしました。多少の加筆修正などもさせてもらいます。
・宝島社からは許可を得ております。
ダンジョン飯 3巻 (ビームコミックス) 九井 諒子
・3巻にきてさらに世界が広がり「脱グルメマンガ」的展開と見せかけてやっぱり食べるという食えない展開は相変わらずです。
追記:
・3巻にきてダンジョンそのものの謎や矛盾にツッコミをいれはじめるというのがスゴイ。それが本来のダンジョンのモンスターを食べるってのを邪魔してないし、アクションなんかのハラハラドキドキもまったく変わってないし、群像劇の要素まで加わるという、やっぱりマンガの上手い人だなあとしみじみ。
・九井さんにはぜひ次作でもう誰も気軽に書けなくなるような異世界モノを描いてほしいわ。
マンガ家再入門(1) (ワイドKC モーニング) 中川いさみ
・ギャグマンガ家ひとすじ30年の作者が奮起してストーリーマンガ家を目指す。ついては先達にいろいろとストーリーマンガの極意を教わろうではないかというコミックエッセイ。
・大友克洋さんからはじまり松本大洋さんちばてつやさん弘兼憲史さんとそうそうたる面々が惜しげも無く制作テクニックをときにはあけすけにときにはぼんやりと語っておられます。
・マンガを描く人にはもちろん、マンガ読みにも役立つ事柄が満載です。
追記:
・すぐにフィードバックして「こういうことか?」って検証されてるのが中川いさみさんの持ち味なのなあと思ってみてました。
身から出た鯖 七番出汁 (ヤングキングコミックス)中崎 タツヤ
マンガ家引退にともない本作が最後の作品となるそうです。
完全なる孤高。完全なるワン・アンド・オンリー。
しょうもない昭和風味の下ネタ。そのどこにもない味わいになくなるときいて気がつく。
また折につけて読みなおすことでしょう。
追記:
「じみへん」より好きなシリーズでした。
最終巻もじみへんより好き。なんでなのかよくわからないけど、「じみへん」のほうより自然体な気がする。
・投稿したと思ってたのにしてませんでした。
ダンジョン飯はオトコ編で第1位。
マンガ家再入門と身から出た鯖は番外編で取り上げていただきましたと。