おっぱいの間で射精させるマンガ。シンプルにただただシンプルにそれだけを追求している。作者の性分でシンプル一辺倒にはいかないですけど、それでもそのシチュエーション出し方など主人公を胸の間にのみ射精しさせる方向へと邁進されておられる。各女性キャラはそれのみにしのぎを削っておられる。具体的には削ってるんじゃなくて乳でしごいているのだ。
本作で特筆すべきはエロいコト。成年コミックではなく青年コミックの枠でやっている。胸に挟んで射精だけなので一般的な意味での18歳未満禁止ということにはならない(なんとなれば彼と彼女らは童貞と処女でもおかしくないんだから)。そしてこの行為描写は3次元でもあるけど、3次元ではこんなにも見事に包むことができるおっぱいはほぼないんだよね。あとそうそういかない(3次元で胸でいったのをみたの1回しかないわ)。だけど、このマンガ内だと主人公がだらしなく射精するのはムリがないしそりゃあしょうがないと思える。そう考えるとファンタジーだよなあ。そして、やっぱり画力という点では不利なのにこんなにエロい。才能と愛(おっぱい愛)だよなあ。
作者の作品は展開発展するのです。とくに別の作品にリンクするというカタチで。おれはこういうの実は昔から好きではありません。サーガ系とでもいいますか。好きだという気持ちは理解できるつもりですけど好きにはなれません。本作はそれが薄め(ゼロではなさそうだけど)なので好きです。というか、(薄めなのは)これと「おじょじょじょ」だけになりましたねえ。そして「おじょじょじょ」は次が最終巻なんですよね。本作は長く続いてほしいものです。