2017年02月06日

ぱらのま 1 kashmir (白泉社 楽園コミックス)


おっぱいの大きなお姉さんが電車に乗って津々浦々を旅するマンガ。「てるみな」は架空の場所への旅でこっちは実在。現在住んでいるところ(富山)や前に住んでいたところ(江戸川周辺)を旅されていて(厳密にいうと富山は計画段階だったけど)興奮しました。

ちょっと誤解されるかもしれないけど、電車旅の「ぼんやり」したところがよく描けていて、なるほど架空の場所が出てくる「てるみな」もそうだけど、古くはつげ義春さんの「ネジ式」にしても電車で向かってぼんやりするというのはフィットしているんだなあと。旅のぼんやり感ってのはあるし、それって電車の旅が1番大きいような気はするんだ。

お姉さんはどことなく理由もないけど吾妻ひでおさんの少年誌に連載していた行き当たりばったりの旅マンガに出てきそうな「どうなってもいいや」的な軽めの厭世感があって魅力的です。吾妻マンガの場合性別がちがいますけどな。
お姉さんのお兄さんのガチ鉄は「○本の住人」のお兄さんにも似てますね。ってことはあの利発そうなメガネお嬢さんがこんなおっぱいになるのか?(なにをいってるんだ)


posted by すけきょう at 11:34| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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