最終巻。実に堂々たる最終巻。くわえて最終巻まつりとでもいいたくなるような最終巻。って最近読んだな。そうだ「中2の男子と第6感」の最終巻がそうだったのだ。ただ、中2は4巻で本作は16巻。「ひっくるめて」ということではそれ町のほうがだいぶ堂々としている。
もともと謎や仕掛けの多いマンガであるけどそれらに対するそこそこの謎解き編がある。でもなにかは終わるということでいろいろなことの「ケリ」がつく。つかないのもある。「ケリをつけ」進行することもある。
やっぱり残るのは日常。そして過ぎ去ったのは青春ってことなんでしょうか。ぶっちゃけ劇的な変化はない。だれかが去ったとか死んだとかない。でも泣けてくる。それは本作が「終わる」ということを暗示しているからなんだろうなあと。だから16巻はどれが最終話でも良かったんだよな。でも、作者が最後の最後にあれを用意したということはつまり「それ町2」はねえってことでもあるんだなあと。
おもしろかった。長いことありがとうございます。
あと紺先輩がかわいすぎ注意報。ありったけ在庫処分してますので注意。おれは実はたっつん派ですが(きいてねえよ)。