もしかして大河ドラマになるのか?の3巻目。山本さんと岡崎さんの自伝エッセイコミック。小学生編から続いている。
別々の高校になって気の合うトモダチが少なくてショボショボになってる山本さん。ゲームをやりに岡崎さん家にいるときが「自分」みたいな世界。
ただ、岡崎さんにあまり会わないだけあって自分にフォーカスが合っている。そして変わり続ける自分やまわりと相対してまったく変わらない(でも美少女に描かれてる)岡崎さんというのが不思議でありおもしろくもあり。でも、こんな時期の自分を助けてくれたってことは大きいんだろうなあ。
山本さんの「子ども」に必死でしがみつこうという姿勢と、その時代ならではの「子ども」な感じがおもしろかった。授業中ゲームボーイアドバンスでマリカーやったりとか。
青春だよなあと思った。
「ケータイって車に惹かれたら道路がキラキラするんだよ」ってすごい名フレーズだと思った。シビレたわ。