2017年04月04日

トーキョーエイリアンブラザーズ 3 真造 圭伍 (小学館ビッグコミックス)


最終巻。いい感じの終わり方だ。地球調査にきたエイリアンの兄弟が東京を舞台にドタバタすると。
このマンガは1巻から3巻までずっと「上京して、ひとり暮らしからみた東京」を描いている。それがおれのときと見える風景に多少の差異はあるけれども本質のところで変わってはいないことをこのマンガを通じて知ることができてよかった。

ひんやりしておりややカラッと刺すような感触なんだよな。東京のひとり暮らしがみている風景って。視覚触覚ないまぜだけど。そういうの描くことができる数少ないマンガ家だと思う。

それは別に地方人じゃくても異星人でも同じだしね。東京が懐かしくなった。住んでしまうとキラキラしたところがものすごいいきおいで減っていくもんな。渋谷とかも今記憶にあるのはセンター街のビルの隅に捨ててあるマクドナルドの袋とかゲロとかだし。そしてそれでも魅力的ではあるんだよね。なつかしい。

次回作に期待してます。




posted by すけきょう at 11:01| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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