模索している時期と、いろいろな意味でストレートなときと、針が振れている傾向にあると思うのですよ。長寿連載ですからね。
で、29巻は実験してるね。
いきなり60年後のともおたちが出てきて、その次はカスタマーセンターと母親の会話だけ、長ズボンの呪いの話という、けれんの極北のような作品3連発で度肝を抜く幕開けです。
そしてカレンダーにシールの話で大笑い。こういうモノを題材にしたネタ本当に好きだわ。
その後も実験の手を緩めず、アンケート、新聞係、心霊業界ときて、大作がやってきます。ハリウッドで映画化できそうなくらいの前後編で。「何屋敷かなともお」です。これ実写でハリウッドくらいの金をかけたのをみてみたいわ。
相変わらずスゴイままだなあと満足の1冊でした。次は30巻ですし王道編かね。そしてアニメも劇場映画化ですかね。ともおが劇場映画になるとどうなるんだろう? ンまあ、NHKのアニメスタッフにはやってほしくない感があるけども。