2017年04月23日

カメントツの漫画ならず道 1 と カメントツのルポ漫画地獄 カメントツ (小学館 ゲッサン少年サンデーコミックス)



ネットでなにかと話題を振りまいたお方の2冊同時発売です。
「漫画ならず道」のほうがゲッサンで連載中で「ルポ漫画地獄」はオモコロってWEBで連載されているものですね(まだいちおう連載中ですよね)。

「漫画ならず道」のほうはともかく、「ルポ漫画地獄」は全部収録されてないし、1ページ4コマ漫画的なサイズで真ん中にちんまりという老眼にやさしくない仕様。値段もけっこう勉強されているのだけど正直「つかまされた」感あり。パラパラ漫画などのサービスもあるけど、それは「ぼのぼの」でもあるしね。
でも、「ルポ漫画地獄」のほうがおもしろいんだよな。おもしろいっていうのも語弊があるけど、いろいろな手法や表現を模索されていて興味深い。

[カメントツが書いた記事]

こちらがオモコロのほう。名作は押さえてあるなと思うのですが、こちらのほうが「なんでもあり」感がスゴイのです。

ただ、それらの修行の成果が「漫画ならず道」ではよくあらわれていて、インディーズ界のエースが満を持してメジャーデビュー感ある。そこいらはさすが小学館。

両作品でのちがいというと、漫画ならず道は担当さんとのかけあい漫才になっていることと、カメントツさんをはじめかなり「漫画用」にはしゃぎ度を高めに描いてること。
あとひとつは、カメントツ氏が才能を自覚し開花していることかな。

それは「かわいがられ」の才能。大物に限らずではあるけど、基本目上の人にかわいがられる才能がある気がする。
西原理恵子さんにはじまり(エッセイ(ルポ)関連のマンガ家さんで西原さんにいじってもらうと1人前感あるよね)、青山剛昌さんやらあだち充さんやら。

ちゃんとかわいがられてる。それをおもしろおかしくルポマンガにして成立させている。おおスゴイ。

と、前記じゃないけど、インディーズから応援していた私のアイドルがどんどん遠い存在になっていくのねと。
思い起こせば「まあじゃんほうろうき」を描いていた西原理恵子さんにもそれを感じてた。リーチ棒を胸にはさんでたりとかにドキドキしてた純情だったころのおれを思い出すよ。

なあなあしすぎるとおもしろくないので今後はそこいらのさじ加減もポイントかなあとか。

ただ、のむらしんぼさんの描き下ろしあとがきで涙がでたよ。


posted by すけきょう at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック