箱の中に閉じ込められたわけありが脱出しようとドタバタする話。
これが最近の諸星大二郎氏のギャグっぽい明るさと、デビューからの伝統である融合系&なんだかわからない系の気持ち悪さと、妙にヴァイオレンス(西遊妖猿伝なんかでも滲み出てる部分よね)なところと相まって、唯一無二の世界を作り出しておられますね。
ただ、こういうデスゲーム系にしちゃあ牧歌的すぎねえかなあと。新しいアプローチであるけど、新しいのは誰もがやってないからというよりやったら割合と台無しになるって分かっていたからじゃないのかなと思ったり。
次で終わりそう感。