天才発明家の女子中学生の上野さんが毎回新発明を同じ科学部の男子の気を引くために、自分に夢中にさせるために使っては失敗する話です。
1巻の「新鮮フィー」はなくなった。そうして「クリア」な目でこのマンガを読むとエロいということがわかりました。エロいってのもまたクリアとは程遠いものですが、新鮮というフィルターを取り去ったらエロというフィルターがかかっていたことを発見したという次第です。
「エロい」といっても作品によって訴求するポイントがちがいますが、本作の場合「触感」が非常に描けていると思うのですよ。
上野さんも、もうひとりの女子部員山下さんも新キャラでいきなり全裸披露するというアクロバティックなことをした北長さんにしてもなんていうかな触感でいうと1番アピールするであろう「おチチ(本作表記)」はペタンコです。でも、たとえば、タイツや靴下やパンツの布(ごしの肌)の触感、二の腕のモチモチ感、そういう女子についてるお肉を恐ろしいくらいに描いてきて読者の脳やチンチンにビビビと反応を促すのです。
そして田中くんっすよ。ラブコメの定石といえば男性キャラが鈍いことだけど、あきらかにちがった切り口で鈍い。もしかしたら名前がつくタイプの病気じゃないのかと思うくらい。
ただ彼自身のとっても恵まれた環境にいて自覚のない感じは、でも、「なつかしい」という感情も呼び起こす。だって、現役女子高生と机となりで、話をしても無料だったんだぜ?
そして2巻のMVPは山下さんのエピソードでした。amazonのレビューでとてつもない人がいましたがやや気持ちがわかります。
エロかったエロかった。こりゃあ深夜でもアニメ化ムリかね。でも、声優さんの声付きで「おチチさわったー」とか「どグソが」とか聞いてみたい。ドラマCDとかあったら買うかもしれないけど、考えてみたらドラマCDってあまり聞かなくなったね(腐女子方面はまだバリバリなんでしょうけど)。