2017年05月11日

六道の悪女たち 4 中村勇志 (秋田書店少年チャンピオン・コミックス)


2ヶ月連続刊行。
1巻から3巻までの流れをちょっと変えました変則巻。
これまでは毎巻新悪女が登場してはいろいろあって1巻かけて六道の仲間になるって流れ。今回はそれがちょっとなかった。そのかわり大きな風呂敷を広げにかかっている。
感動方面はちゃんと3巻のオチが最初に用意されていたのでそこいらは手堅い。

昨今の漫画事情を考えると風呂敷を広げることにすごい危惧を感じるけど、そんなことばかりいってると話が進まないってのもあるしなあ。難しい問題。

本作に関しては今のところあまり考えなくていい問題ですけどね。非常に前向きにあらゆる材料をぶっこんできていますよ。まさかラスボスがもうドーンと登場するとはなあ(それとも先があるのか)。ここいらの「いてまえ」な方針はスゴイ。なおかつ1巻で最低1回以上声を出して笑うところがあるのもいい。ここがおれにはけっこう大事。今回は182pの校舎だけ映ってるところのモノローグに笑った。

あと4巻からの乱奈さんのデフォルメ描写がいい感じ。


posted by すけきょう at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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