2017年05月24日

踏切時間(2) 里好 (双葉社 アクションコミックス(月刊アクション)


踏切の遮断機が降りている間のオムニバスショートストーリー。
1巻は楽しかった。楽しかったけど「まあいいか」ってあまり深く考えてなかったので2巻はどうしようか悩んでいたけど、2巻が1巻を上回る傑作でしたよ。

1話めの「SNS兄妹」からいきなり新機軸。外で兄と話していると恥ずかしいので踏切を待っている間ずっとラインで話している兄妹の話。アニメ「月がきれい」でもうまく使っているけど、スタンプがいい感じにアクセントになるんだよね。それは実際もそうだけど創作でもいい感じ。
あとはゴスロリだったり重耳(三国志)だったり。上記のSNS兄妹もそうだけどスマホを上手く使ったりもしてるね。
前もあったっけ? 最後の2話連続エピソードも良かった。そもそも踏切とはA地点からB地点に移動する間に線路があるために存在するもので、A地点B地点とも待っている人がいる。その2人で話を作ることができるわけです。

ということでかなりおもしろくなったので3巻も期待です。あと、「SNS兄妹」は双葉社のほかの雑誌で独立させて連載すればいいんじゃないかな? そっちのほうがわかりやすく人気が出そうだわ。



posted by すけきょう at 14:43| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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