2017年06月15日

AIの遺電子 6 山田胡瓜 (秋田書店少年チャンピオン・コミックス)


毎話読み切りの近未来版ブラックジャックな連作。
毎話読み切りだけど単行本を通してなんかノリがあるよな。6巻は名作ぞろいじゃないか。そういう流れのような気がする。
人とは何か? ココロとは何か?ということが通底するテーマではありますが6巻はその取り上げる題材と内容に「残る」話が多かった。

マンガ家さんがAIで自分の作品を作ってみたらすごい下手クソだったけど反応がワンパターンの編集にみせたらどうなる?

古い記憶にある生みの親に優しくされたことが忘れられなくて連絡を取って会ってみる。

AIに頼らずに古代文字を解析しようと思ってた考古学者の苦渋の決断。

なかでも、受験日に風邪だったのでロボットを操縦して受験するというネタが面白かったな。こういうギミックが派手なの好きなんだよね。

ということでいい作品だよな。あとで読むと人生経験を重ねたからって印象が変わる話もありそうだし。


posted by すけきょう at 14:48| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック