作者は知らない人です。とよ田みのる氏と宇仁田ゆみ氏っぽい画風と、魔法使いが小学校の先生として赴任してきたっておれが小学生の時にアニメでも特撮でもあったような話じゃんと思って買いました。
実際内容はそのとおりです。魔法使いの才能のある小学生をスカウトという目的で小学校にやってきた魔女先生です。
非常に丁寧。先生も魔法も生徒たちもすごく丁寧に描かれてます。おまけページに全生徒の名前と姿を描き下ろしてあるのがその証ですね。設定キッチリできてまっせってことです。それが活かせなければ単なる無駄設定ですが、意味はあるようです。いろいろなところで**君は**な性格だからこうなるって学校生活が有機的に作用してる。
すごくいいエピソードがあるのよ。
主人公となる魔法に興味津々な少年。彼は誰よりも早く魔法を習得する。しかも、それはなかなかすごい魔法(個人差があって誰がどういう魔法を習得するかはわからないって設定ね)。だけど、、、って。
これはあとで続いていくフリに決まっているけど、非常に泣けた。
このエピソードが読めただけで、このマンガ買ってよかったと思った。
[島崎遥香 - Google 検索]
あと、魔法使いの先生は彼女デキそうじゃない? 演技とかそういう特性はどうかはまったく知らないけど、読んでてこの子が瞬間的にアタマに浮かんだのよ。なに考えてるかわからないポーカーフェイスなところとか。
まあでも、現実的には二階堂ふみさんかね。
そう、この作品、しっかりと作り込んでいるし、魔法のギミックもCG映えしそうだから、アニメより実写がむいてそうな気がするのよね。