毎巻毎巻感心するけど5巻はひときわすごかったな。
ネタバレになるかもしれないけど大いなる助走巻だったんだよな。6巻の大波乱に向けて。タイトルに合わせたのかしらねそこらへん。今気がついたけど。
4巻でボスキャラに匹敵するメンバーがいっきに転校してくる。彼らは微妙に目的意識を持ちつつも仲良くなっていく。そして5巻ではそのうっすらと不穏な影を残しつつも学園祭にむけて和気あいあいとやっているのだけど、、、、って。
だから5巻全体は伏線であり6巻の爆発のためのあえての静かなおとなしめな展開だった。そこで無理なく6巻で「爆発しやすい」要素を上手に配置していっている。しかもそれは読者に飽きさせず。だからこそ5巻の終わりに衝撃を受けるわけです。ネタバレですまんことですが。
だから「よく1巻分しのいだなあ」って。
6巻が楽しみなようなこわいような。どう考えても無事に終わる気がしないしね。