2017年07月26日

好奇心は女子高生を殺す 1 高橋 聖一 (小学館 サンデーうぇぶりSSC)


最高です。
JK2人が少し不思議方面のSFな日常をおくる1話読み切りショート。
作者は「高橋聖一のよい子のSF劇場」という短編読み切りを読んだ記憶はあります(だから本作を買ったのだし)。ただ覚えていたのはそれくらいでした。内容は記憶ないです。ジジイになると読み書きできる記憶領域が激的に狭くなるのですよ。

で、本作は最高です。SFなところとふたりのキャラ、このブレンドが絶妙。
宇宙人が訪れます。地球の危機が訪れます。スーパーヒーローになって助けてくれと言われます。サンタに捨てられたトナカイを救います。これら別の話ね。
おきゃんなみかんさんと冷静沈着の天才あかね子さんがその問題を解決します。頭脳で解決します。友情で解決します。力技で解決します。偶然解決します。
ほんのり百合風味もアクセントです。

似た絵を思いつかない独自性。丁寧で確実な描き込み。かわいいキャラ(チーターとみっふがとくにかわいかった)さっぱりしつつも長く続く余韻。

このマンガは心に残ります。

すなわち名作。個人的最高傑作は6話。これが上記ふたつの融合具合で頂点。

読みましょう。


posted by すけきょう at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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