あ、実は5巻買ってません。買ってメディアマーカーってのに登録して判明しました。
でも、基本は本郷と力石の食べ物バトルで、巻ごとに趣向がちがうというもの。1話読み切りだしいつどこを読んでもわかる仕様なので問題はないけど、番号をそろえて1から順番に病なのでちょっと引っかかる(だからやってないゲームある)
6巻では大衆食堂でした。首都圏の大衆食堂をまわっては安い美味いをやってます。
うちとこも大衆食堂なわけでちょっと勉強になりました。
都内でももはや絶滅しそうになっているのね。大衆食堂って。
amazonレビューにもあったけど、基本「安い、美味い」になるわけで絶品とかこれは珍しいってのはあまりなくて、なんていうかな、「孤独のグルメ」でもよくみかけた「こんなんでいいんだよ」とか「安心の普通っぽさ」みたいな感じ。それを愛でる。それはよく分かるんだよな。実際に商売してるものとしては。
そこのところを強調してこられるのはグルメマンガにあってグルメマンガじゃなくて「常食」というか、普段着の味を至高とするのは久住氏の発明ではあります。
そして原作である久住昌之氏は現在ボーダイな数のグルメ系の原作を手がけておられてそうですが、その中にあって、アナーキーなほど肩の力が抜けている本作はちょっと際立ちますね。それこそが長年のコンビの泉晴紀さんとならではの安定感と定番感と阿吽の呼吸。あと長年の泉昌之ファンのしつけが行き届いている感。
ただまあ1巻で感じた「(料理のオーダーで競う)新しいグルメマンガ始まった!」みたいな興奮はなくなったな。2巻と実写ドラマがアレ過ぎたってのもあったけど。
5巻は買おうかなあ。あと続刊もなあ。うーむ。