2017年08月15日

ぼくたちは勉強ができない 2 筒井 大志 (集英社 ジャンプコミックス)


2巻いいですね。好調です。
理系の天才が文系の大学を目指し、文系の天才が理系を目指す。あと水泳の天才も。それらの家庭教師役をするというハーレムラブコメ。
1巻から徐々に頭角を現していましたがもはや理系の天才ことメガネショートちびっこ巨乳のリズりん無双になりつつあるような気がします。だいたい3者を均等にメイン回に添えてまわしているんだけど、心に残るのはリズりんネタが多いようなってそれはおまえが単にリズりんがすきだからじゃないかという。まあそれも強くは否定できませんが、クライマックスの林間学校編で美味しいところを一手に引き受けていたし2巻はリズりん無双ってことで大丈夫じゃないでしょうか。なんか頭の悪いこと書いているような気がする。

筒井氏のマンガが上手いなと思うのは描き下ろしの無人島に4人でいったときのおまけネタに発揮されているなと思うんですよね。3pしかないのに非常に読み応えがある。中身が詰まっている。コンパクトに各キャラを活かしつつネタとして昇華しているという。それをまた上手くまとめている。2ちゃんねるのまとめサイトを運営しても能力を発揮していたんじゃないでしょうか(それはなんの意味もないホメ言葉だね)。

2巻にしてキーパーソンになりそうな新キャラが2人投入されましたが、これの導入も自然だったし、すっと馴染んだしな。

あとデフォルメ絵の黒いまん丸を目に下半分をストライプにするヤーツは筒井氏の発明なのかしら。わからないけど効果的ですね。


posted by すけきょう at 17:57| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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