2017年08月19日

からかい上手の高木さん 6 山本 崇一朗 (小学館 ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)


あ、どうしたことだ。少年サンデー関連のラブコメの最前線をひた走っていて、オビにアニメ化決定とあるのに6巻はわりとつまらないぞ。
つまらないという表現は適当ではないか。おもしろさが薄れてきているぞ。

単純でざっくりした話を描かせていただくと、マンガにかぎらず連続のお話は、1回目が新鮮さのピークでそれは回を進ませる毎にどんどん薄れていきます。そして新鮮フィーが無くなる前に次の手を打って、新鮮さを取り戻すというのがセオリーです。新キャラ、新展開などなどね。

ところが、本作は、高木さんが隣の席の西片くんをからかうマンガです。それ以上でも以下でもないんだよね。永遠に中1だしな。

6巻ではテコ入れといえばコレ以上ない、プールでダブルデートという昭和だったら犯罪になる行為にまで手をそめているし、さすがのクオリティなんですけど、うーむ。新鮮フィーがねー。かといってどう展開させたりテコ入れさせるかというとやっぱり難しいところがあるよねえ。だからこのままでいいし、たぶん、続く限りノータイムで買うとは思うんだけど、7巻では「なんか」あってほしいね。作者も編集も脳みその回路が焼け付くまで考えろ。スピンオフとか考えてるヒマあったら本編をおもしろくすること考えろ。
と、ここだけの話、スピンオフもおもしろいんだけどね。西片くんと結婚した高木さんの話だぜ。
とりあえず最終回近辺かわからないけどプロポーズはやってほしいよなあ。どうやって結婚したのか知りたいわ。


posted by すけきょう at 17:55| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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