2017年08月21日

マロニエ王国の七人の騎士 1 岩本 ナオ(小学館 フラワーコミックスアルファ)


「金の国 水の国」がよかったので長編また試そうとしたけど、あー、そうだった。おれは「町でうわさの天狗の子」とか中途リタイヤしたのだった。

ファンタジー世界の話。7人兄弟の騎士が主人公。もう確実に7人の見分けがつかないしそれぞれに魅力を感じられなかった。
おれは早い段階に人がわーっと出てきてどうのこうのってが絶望的にダメ。本当、ゆうきまさみ氏とかの一部の例外を除いてまったくダメ。
そういうタイプのマンガ家さんはいっぱいいらっしゃるので確実におれの向き不向きの問題であることはまちがいないのだけど、途中ですぐに「こいつなんだっけ?」ってことは起こる。正直「ダンジョン飯」でも起こってる。「ゴールデンカムイ」でも起こってる。おれは登場してセリフをいうキャラが(おれの中で)芯を食ってないと覚えられないんだね。それは現実でもそうなんだよ。
最初に登場した国のお姫様と貴族の子息ってことになってる女性とごっちゃになってもう「なんかわからない」って状態に。すごい血みどろの戦いがあるわけでなし、現実の史実に即した「つかみ」があるわけでなし、すごい大きな話が動いてるわけでもないしな。

それでも「ちゃんと読むと2巻で気持ちいいかも」って予感はちょっとするので2巻までに読み込んでみようとは思います。前記の「ダンジョン飯」も「ゴールデンカムイ」もそういったことで読み続けているわけですし、気持ちいいですからね。


posted by すけきょう at 14:16| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]