合法殺人が許されている世界。それによって賞金稼ぎとして生計を立てることが可能になってる。
ゲス教師がアホ高校のレベルに辟易してこっそり転職目当てにライセンスをとろうとしていたら、担任のクラスの弱そうだからっていつもいじめてた生徒がライセンス保持者でエース級の殺人者だったとわかる。
それで「バイオレンスアクション」、同名タイトルでもいいし、バイオレンスなアクションって感じかと思いきや、1巻ではそこまでたどり着かないし、そもそもそんな感じじゃなかったみたい。
ひたすら小心者でゲスだけどすんでのところで良心が働く先生と、普段は寝ぼけ少年が殺人業のときは冷酷に任務を遂行するってののコンビのかけあい(プチBL風味)がおもしろいギャグマンガなスタンス。
このかけあいと教師の逆ギレの突き抜け具合が予想とちがったところでのおもしろさを醸し出している。
絵も苦手分野をいろいろなところ相当頑張ってるのがわかるわ。車とか破壊シーンとかあんまり好きじゃないしこれまで描いてないんじゃないか。というか女性を描くのもあまり得意じゃなさそうな。でも、そういう重箱の隅が気にならない全体的なおもしろさはあるね。