2017年09月08日

月曜日の友達 1 阿部 共実 (小学館 ビッグコミックス)


大名作の予感がするね。
大名作になるかうーんいつものかーってのか。でも、本当の本気の阿部共実作品って感じがあちこちからビリビリする。これまでの総ざらえって気合の入り方。

小6から中学生になった少女。まわりの変化に対応できない。まだ外で走り回りたいし化粧とか服とか全然わからない。
そこに謎の少年が現れる。彼は超能力を身につけたいと思っている。それの訓練に毎週月曜の夜だけ学校で会うという密約を交わす。って話。

絵の凝り、ネームの凝り、とにかくあちこちからこれまでにない上昇しようという「圧」を感じられる。もうかなりのキャリアなのにこの探り探りの全力投球感はスゴイね。
どうなりたい?どうなる?ってのを見極めるために最後まで読みたいと思います。

少女EYEで小学6年から中学1年の狭間の変化を描くって新鮮ではあるよな。

なお、オビであった「ちーちゃんはちょっと足りない」はおれ的にはあまり好きじゃなかったです。



posted by すけきょう at 18:22| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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