異星人が行き来するようになった地球で異星人も普通に会社で働いている職場のグルメマンガ。主人公のクミカさんは「食べること」を地球に来てから覚えた。空気を吸うだけで栄養を補給できたから。
ということでハンバーグやうどんなんかを「これは好きな味だ」なんて感激して食べるという図式でした。
過去形です。なぜならもはや4巻にもなって、クミカさんもすっかり地球で「食事」に慣れていってますから。それでもはじめての食事を美味しい美味しい食べてますが。
そしてこれはグルメマンガ全体にも通じることなんですよね。
「ダンジョン飯」が顕著ですが、グルメマンガ全体の頭打ち感に反応して徐々に形態を変化させていってます。本作も毎回クミカさんが新メニューを食べては感心するという図式ばかりではなくなりいろいろなパターンになってきてます。そしてメインに据えられるようになったのは、クミカさんを好きな会社の同僚との恋の行方ですね。
各キャラの描き分けもキャラの立ち方もバッチリなので問題はないし、この先どう転がるのだろう。クミカさんとの結婚がゴールって感じはしてるけどな。