2017年09月21日

賭博堕天録カイジ ワン・ポーカー編(13)(14) 福本 伸行(講談社ヤンマガKCスペシャル)




13巻14巻まとめて出ました。やたらと遅くなってましたがなんだったのだろう?大幅加筆修正ってやつかしら?そのおかげで楽天ブックスの注文が溜まってて13巻だけ3冊届きましたよ。まだ返本処理してないな。

ということで13巻14巻。2巻で時間が何分動いたのだろう。ワンポーカーという賭けをしてます。1枚づつ出して数字の大きい方が勝ちって基本で複雑なルールがアホほどある。それでレイズするかどうかで2巻。

マンガ家(に限った話じゃないけど)は何人か許されている立場の人がいる。たとえば江口寿史氏は描かなくても、連載を落としても許してもらってる。もうまともなマンガを描かなくなって久しいけどマンガ家っぽいスタンスでいらっしゃる。
冨樫義博氏もときおり描いたら評価される。また、江川達也先生はどんどん絵が薄くなっても評価されていた。

そういう感じで福本先生もなんかいろいろと許されてる感じはあるよね。最初のエスポワールあたりだったらワンポーカーは全部込みでコミック3巻くらいでまとまっていたような気はするよね。

でもいいじゃない。福本先生の「カイジ」なんだし。「トネガワ」や「ハンチョウ」の元ネタなんだし。そしてわりと重要なことは「おもしろい」しな。雑誌媒体で読んでたら毎週毎週「死ね」と思うかもしれないけど13巻14巻でみたら「ああまあこれはこれで」って。

クライマックスではあるしよろしいんじゃないでしょうか。しかし、「カイジ」は落としどころが難しくなっているなあ。


posted by すけきょう at 17:30| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]