2017年10月10日

働かないふたり 12 吉田 覚(新潮社 BUNCH COMICS)


作者のあとがきがおもしろかった「いつ終わんだこのマンガ」だって。いや、自虐ではないと思うけど芯食ってる。マジいつ終わるんだろう。
兄妹のだらだらニートライフ。どんどんキャラも増えていってよくわからない広がりを見せています。
12巻では11巻で風邪で調子の悪いときにイキオイで出してしまったオーストラリアのおっぱい大きい子ちゃんをもうひとり出すという暴挙に出ました。ほぼその出落ち感にもかかわらずインパクトは絶大。「Dr.スランプ」でガッちゃんが2人になったくらいのインパクト。

そしてそのふたりの役立ちどころは、ニート兄と戸川さんとの関係の行方ですね。今回これが特筆すべき変化のひとつでした。兄がおっぱいボーン子さんといるときに戸川さんと会うと戸川さんが意味もなくその場を立ち去って「なんで怒ってるのかしら?」と自問自答するという流れ。
その兄と戸川さんの今巻の最後のエピソードがいい。この関係から目が離せない。
そのあとの丸山のエピソードも定番で鉄板だけどよかった。丸山には幸せになってほしい。つーか、登場人物は全員幸せになってほしい。無理だろうけど。まあそれぞれそれなりにね。

毎巻おまけにシールがついてましたが今巻はポスターでした。シールのほうがコストがかかるんだろうかねえと思ったり。



posted by すけきょう at 16:52| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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