マンガになったなという感想を持ちました。
1巻のときにビートたけし氏だったらどんな映画を撮るのかみてみたいと思いました。
2巻はただただおもしろさのカタマリだったなと思いました。
そして3巻ではマンガになったなと思いました。良し悪しでいうなら両方の部分があります。それを書いたら早いかな。
専門学校に通う20歳の殺し屋ガール。ここしばらく非常にこのたとえを書いている気がするけど、「Dr.スランプ」におけるアラレちゃんバリの無敵さ。まだ苦戦を強いられているという状況はないね。
3巻では監禁するためだけに存在するというヤクザが管理してる不気味なビル。そこに監禁されている囚人を救いにきた3人組の殺し屋を迎え撃つという展開。全体の8割くらいかな。
この戦いがマンガだった。すなわち実写化してもこのおもしろさは絶対に出せない域に達したなと思ったんだ。
そしてそれを無理やり実写化するといわゆる「Vシネマ」になってしまうなと思った。
それはいいことなのか悪いことなのかわからない。ただ、ずっと実写ドラマ化やアニメ化を視野に入れつつやってたら3巻のおもしろさには到達しなかったろうなあ
みちたかってクレイジーなキャラと、主人公の相棒となるスナイパー。あと上記の3人組。これらの濃いキャラクターが入り乱れてドタバタするというのは非常に「マンガ的」。そしてこれを実写化するとしょうもない感じになるのは目に見えてるじゃない。もはやだれもこれらを演じられる人はいないだろう。そういったマンガ的に突き抜けてしまったんだよね。良し悪しだよほんと。
マンガは素晴らしいよ。マンガが最強だよやっぱり。