2017年10月23日

古見さんは、コミュ症です。 6 オダ トモヒト(小学館 少年サンデーコミックス)


オー!6巻にしてかなりベテランの風格が出はじめてきたな。安定安心の1冊になっている。

古見さんという超人なのにコミュ症。だけど超人故にまわりはヘンにお察しするからコミュ症のままのコと愉快な仲間たちの話。

古見さんがヒロインとして堂々と立ちつつまわりの女性キャラ(まあ男性キャラも)もきちんと活かすという。とくに帯にもあった、各キャラが恋人だったらと非モテ3人衆が繰り広げる各キャラの妄想話は素晴らしかった。そうかおのおののキャラはけっこういいポテンシャルを秘めているのか。

と、ここで、同時期に読んだ「かぐや様は告らせたい」の7巻でも思ったので同じことをそっちでも書くけどさ、ラブコメの主人公が主人公たる所以だよね。
6巻で主人公がひと皮むけそうになっている。
「ゆらぎ荘の幽奈さん」がエロくてダメだって問題になったときにKindle限定無料の1巻を読んだところ、主人公がすばらしくナイスガイで、なるほど、エロコメやラブコメは主人公が「彼がモテるのはしょうがない」と男性読者に思わせなければならないというハードルを乗り越えているのですよ。

本作の主人公只野くんはその点全てに対して「平均点」という男なんですよね。勉強も体育も容姿も身体測定の数値も平均点。ところが、主人公の古見さんの考えていることや、ほかのコミュ症の考えていることがぱっと分かる。「お察し」力が尋常じゃない。
だから、6巻で初登場のヤンキーっぽい風体だけど古見さんばりのコミュ症の男をいともかんたんに手玉に取るわけです。本人はそういうつもりはないんでしょうが。

古見さんほか女子キャラもすげえよかったのですが、とりわけ主人公の活躍が目立つし、ああこいつはこのままなんやかやありつつも古見さんと結婚してしまうし、それはまあしょうがないよなあって思わせるものが見えてきたな。
よし、結婚はおれは許す。

あとそろそろまた古見さんに喋らせようよ。1巻1話以来あまり饒舌に話ししてないじゃん。



posted by すけきょう at 19:34| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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