2017年11月06日

むすび島 浮世艶草子 八月薫(リイド社 SPコミックス)


幕末の琉球が舞台で無人島に取り残される男女のサバイバルマンガという、幕の内弁当っぷりも甚だしい内容にくわえて、実はおれははじめてなんですけど、ラーメンズの片桐仁氏が大好きなエロマンガ家であらせられる八月薫氏でおびに「お色気たっぷり」ってあったのもまた超ポイント高いってことでジャケ買いしましたよ。

琉球王国のしきたりで結婚が決まったふたりは無人島においていかれる。ところが潮の流れが悪かったので予定にない島に行く。そうすると置いてこうとした船が巨大なワニに沈没させられて閉じ込められてしまう。それではじまるサバイバル。

南国らしく、幕末らしく、シャコ貝の殻でオノを作ったり、大きな貝を鍋にしたり、魚の脂でろうそくを作るといった、というサバイバルの工夫。

途中現れるメンバーなどもその時代ならではの事情のある人だったり、島の謎があきらかになり、なおかつ、最後には1話で登場したワニとリベンジマッチという。非常にすっきりとまとまっています。

もちろんその間にエロシーンもふんだんです。ゲストもエロい目にあいますし。非常にうまくまとまってます。シナリオ(篁千夏)も作画も素晴らしい。非常にいい娯楽映画をみた感じ。


posted by すけきょう at 22:15| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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