2017年12月18日

からかい上手の(元)高木さん 1 稲葉 光史(小学館 ゲッサン少年サンデーコミックス)


「からかい上手の高木さん」のスピンオフ。
中学生時代の高木さんと西片くんが大人になって結婚して子供ができて、その子供と元高木さんの西片さんが繰り広げられる家庭ドラマ。相変わらず元高木さんはからかう方。
と、WEBで最初にみかけたときはうまいところついてきたなと感心したし、これが成立するくらい「からかい上手の高木さん」はコンテンツとして完成しているのかと。

愛しい我が子をからかえるヨロコビに浸ってる高木さんが相変わらずカワイイですね。子供ってのもあるのかな。でも、全体的な空気がより「よつばと!」感あるね。ただ、それも含めて「高木さん」ワールドを掴んでるとは思うわ。

ポイントは中ごろからかな。おとなになった西片くんも登場してきたんだよね。これはなんていうかいろいろとネタバレになるなーって。作者も編集もいろいろと葛藤があったと思うけど、1巻ってことは2巻以降もいちおうあるんだし、1巻は堪えてほしかったかなーって思ったりするわ。出たら出たでおもしろいんだけどね。父娘そろってからかわれてるし。

あともうひとつ。最後に山本崇一朗氏による「からかい上手の(元)高木さん」が描き下ろされている。これがちょっと横綱相撲だったなー。感嘆したわ。とくに画力で。

あとさらに。まだひとつスピンオフがあるのな。すげえなおい。


posted by すけきょう at 21:25| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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