1巻が「このマンガがすごい!」に載っていたのとたぶん「古見さんはコミュ症」の何巻かの巻末にオススメとして載っていたのでどらどらと遅れて1巻を買っておもしろかったのです。そいでリアルタイムで追いついて2巻です。
2巻は1巻にあったもろもろのテンプレを整理してスッキリしました。いわば1巻のノリはそのままに洗練された2巻ともいえます。
西部劇の世界が舞台です。保安官のエヴァンスは凄腕だけど、すべては「オンナにもてたい」と欲望で行動しているのに、結果、仕事は成功して狙っていたオンナは空振るというパターンが続きます。
2巻表紙で横にいるオークレイさんという賞金稼ぎはお互いに意識してる間柄ですが、おたがいに恋愛不器用なので進展がないという塩梅ですね。これがメインになりそうでならないのがまたいいです。基本はあくまでもてたいエヴァンス。モテチャンスやエロチャンスが訪れるけどうまくいかないって。
でも、2巻冒頭から最後まで長期でひっぱったオークレイさんのバースデーパーティーのネタは最高。とくにプレゼント選びの回が素晴らしい。おれはこういうモノで落とすネタがツボなのよね。
あと、エヴァンスの自分が臆病と思ってることがことごとく上手くいってるのでそこにもうちょっと自信を持ってほしいなと思ったりもしますわ。オークレイとほぼほぼ両思いだしなあ。