かなり謎のマンガ。
非モテ男子。趣味は最近買ったタブレットPCを学校に持ち込んでエロマンガを書き溜めること。だけど、あるときリア充女子2人に学校の課題に必要だから貸してくれといわれる。さあ大変。マンガがバレたらおしまい。でも、消すのはあまりに惜しい。どうしようどうしよう。
そう、この「どうしようどうしよう」で単行本1巻持たしたんだよな。すげえチカラワザ。
時間にして1日、ほぼ大半が放課後の1時間くらいの出来事なんだよな。それが1巻のすべて。
福本伸行さんの「カイジ」や「アカギ」の近作のような引き伸ばしとはちがった感じ。毎回トラブルが起こって展開はあるんだけど、それがなんていうかすごい「小さい」んだよね。
ダウンタウンDXのハマちゃんがキャラにいたら「はい、次ー」って1/3くらいで流されるような気がするけど、終わってしまえばこの量が必要だったのか?とか、いろいろと考えてしまいますが、いずれにせよ謎だと。
こんなグネグネとしたワインディングロードを走り抜けた末に1巻のラストにたどり着く「意味」があったのだろうか?とか。
そして2巻はどうなるんだろう。1巻がグネグネしたわりにはけっこう芯を食ってしまったんだよな。だから2巻はどうなるの?って。
あと実質4人くらいしか出てないマンガなのに2人「いるか?」って存在なのも不思議。いや、いるんだけどさ。でも、なくてもなんとかなりそうな。うーむ。
1巻の結論としてはマンガの可能性というものを考えるなあと。