残念なことに最終巻。でも、極厚の3巻でかなり描ききられたのではないか。なんぼでも伸ばそうともできたのはあらゆる箇所の「すきま」から伺えるけど、それは本作が劇場映画化されてそれに合わせた作者自らのスピンオフ連載とかに期待しよう。かなりキレイに終わってるとは思うよ。
3巻ではもっともっと活躍がみたかったと思わせるキーマンであるアイリス三姉妹、、じゃなくてライオンロックさん。彼女の活躍の巻ではあります。美人でコロッセオの花形闘士。彼女に主人公が弟子入りするって展開っすよ。
まあアイリス三姉妹もとってもキュートだし、急にキレイドコロが増えてはなやかになった3巻ではありますね。
そしてラストへむかって突如アクセルをベタ踏みしての一気呵成の展開。アクションはちゃんと「死」があるしシビアな展開が多いのですごく活きている。そんな中でもギャグもかわいいもきちんと同居してるしな。そしてラストへの感動。ま、カイロスちゃんの存在が謎だったのでそこになにかあったのかもしれないなあって今ふと思ったけどまあしょうがない。すべての登場人物がすべてワケありなのは逆にシラケるよ。
いい話でした。作者の次回作に期待しましょう。