2018年02月18日

サマータイムレンダ 1 田中 靖規(集英社 ジャンプコミックス)


なんかで名前だけ知ってたんだよな。予備知識無しで読む。とってもおもしろい。
和歌山市の島が舞台。久しぶりに帰った主人公。幼馴染でひそかに愛していた同級生の死の報せを受けて。。そして怪事件に巻き込まれるわけです。
ヒロインが1話で死んでいるという意表をつく展開、そのあとさらに意表をつく展開が立て続けに起こる。
それでいて和歌山の島の空気、ミステリーの緊迫感、作り込まれたキャラ、散りばめられた謎、さらに増え続ける謎と、まったく先が読めなくて油断できない。

島のマンガというと、「ゴールデンゴールズ」なんてのもありますが、それとは雰囲気がちがうのがおもしろいですね。島の描き方がちがうというか。流れている空気もちがう。そういうのが味わえるというのは双方ともにいいマンガってことっすよ。どっちも島の必然性あるしな。もはや、ケータイがここまで普及してるので「不自由」になるロケーションって島しかないんだよね。そう考えるとホラー関連で島ってすげえ多いよね。

2巻期待。超期待。


posted by すけきょう at 23:27| Comment(0) | コミック感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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