重松清氏のオビがすばらしいのよ。
『僕は、この島にいる彼らがたどる運命を知っている。なのに「奇跡」を望みながら頁をめくってしまう。それが、作品の力なのだ。』
このすばらしい紹介に負けない素晴らしさ。
ペリリュー島の日本軍は玉砕した。でも主人公らの苦難はまだつづく4巻。
そこに死がある世界。米兵だけじゃなく誰からもどこからでも死が訪れる。そこに意志強く立ち向かうわけでもなくただただ翻弄されてそこそこの「いのちたいせつに」だけで切り抜けている主人公といったおもむきで。あ、でも、今回能動的なシーンが多かったか。
しかし、ニーナとケヴィンってペリリュー島の先住民の子供らのエピソードはなんかしらんけどとりわけココロが震えた。
まだつづくみたいね。どうなるんだろう。主要キャラ(っても3人か)は生き残ってほしいとは思うんだわ。


